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個人投資家株師孔明:仮想通貨の安全な資産保有法【FISCOソーシャルレポーター】

2月13日(火)11時20分配信 フィスコ

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「株師孔明」氏(ブログ「株師孔明の株&仮想通貨ブログ」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2018年2月10日9時に執筆

【株師孔明の株&仮想通貨ブログ】にて、株や仮想通貨のブログを執筆している「株師孔明」と申します。どうぞ、お見知りおきを。

2018年は、年明けから大手取引所でコイン流出問題が発生、芸能人を使って大々的にテレビCMを流していたこともあり、大きな関心を集めた。この問題を契機に仮想通貨を取り扱う企業全体が、「セキュリティー」を一層高める方針へ進んでいくものと思われる。安全な仮想通貨取引をしていくためにも、リスクを軽減できる安全な資産保有の方法は心得ておきたい。

■取引所の分散投資が大切

投資の世界では、リスクを抑えるために「分散投資」が大切だとされている。仮想通貨取引においても、分散投資、時間分散などに取り組んでいる投資家がいるだろう。

加えて、仮想通貨取引では「取引所の分散」も心がけたい。今回のコインチェックのような仮想通貨流出事件が発生すれば、取引所に預けていた複数の仮想通貨が一気に消失することも考えられるからだ。法律による保護体制が整備されている銀行などと比べて、仮想通貨取引所の資産管理体制はまだまだ完成されきっていないのが現状だ。そういった点からも、仮想通貨投資をするなら複数の取引所を利用するのがいいだろう。

■複数の仮想通貨にリスク分散

仮想通貨取引所を分散させ、さらに取引所ごとに複数の通貨に分散投資しておくことが望ましい。今回の仮想通貨流出事件でも、ネムのみが流出した。そうそう起きる事ではないが、特定の仮想通貨のみが流出対象となった場合、せっかく取引所を分散していても、取引所ごとに預ける仮想通貨を絞り込んでしまえば安全な資産保有ができているとは言い難い。管理がやや煩雑になるとしても、一気に大量の資産を失わずに済むよう、取引所ごとに複数の仮想通貨に分散投資しておきたい。購入できる仮想通貨が少ない取引所については、保有額を限定するなどしてリスクを抑えておこう。


■二段階認証の実施で個人的な盗難リスクを抑える

今回のような仮想通貨流出は、個人で流出を完全に防ぐことは難しいが、仮想通貨取引においては、個人をターゲットとした仮想通貨の盗難も行われる可能性がある。具体的には、仮想通貨取引所のアカウントが乗っ取られ、仮想通貨が不正に送金されることがあり得る。

仮想通貨取引所の多くでは、無料で簡単に口座開設手続きを進めることができる。ただ、口座開設手続きを済ませただけでは、アカウントの保護が十分でない可能性がある。二段階認証の有効化をしておくことで、アカウントの乗っ取りリスクを抑えておきたい。取引所分散を進めるにあたって新たな仮想通貨口座を開設したら、速やかに二段階認証の手続きをする必要がある。

■ウォレットの活用でリスク管理強化

仮想通貨を保管する際には、ウォレットを活用する。ウォレットの中にはソフトウェアをダウンロードして活用するものや、インターネット上のものがある。オンラインのウォレットだとハッキングのリスクがあるため、より安全に資産を保管したい場合はソフトウェアをダウンロードして活用するクライアント型と呼ばれるウォレットを活用しよう。

また、ソフトウェアのダウンロードにも不安を感じる場合は、オフラインのウォレットを使うことも可能だ。仮想通貨のキーを印刷して保管する形となる。この方法ではハッキングのリスクを最小限に抑えられるが、印刷したキーを紛失するリスクに要注意だ。

■金融庁への登録申請状況もチェック

日本では金融庁が仮想通貨取引所の管理を進めている。金融庁の審査を通過した会社のみが、仮想通貨交換業者として登録される。ネムの流出事件を引き起こしたコインチェックは登録申請を提出していたものの、何らかの理由があったのか、登録には至っていなかった。みなし事業者となっている取引所を利用している投資家は注意が必要だろう。今後仮想通貨取引所を探す際、金融庁への登録申請状況についてはしっかりと確認しておくと良いだろう。

■安全性からも分散投資の候補となる通貨

今年おこなわれたWeiss Rating社による仮想通貨格付けで、評価の高かったといえる通貨は以下だ。参考にしてもらいたい。

ビットコイン(格付け評価:C+)

イーサリアム(格付け評価:B)

イオス(格付け評価:B)

リップル(格付け評価:C)

カルダノ(格付け評価:B-)

ネオ(格付け評価:B-)

ライトコイン(格付け評価:C+)


■まとめ

仮想通貨の不正流出で、一時的に仮想通貨取引所への信頼が低下している。しかし、様々な決済手段として扱われることを踏まえても、中長期的に仮想通貨が普及していくことは今後も変わらないとみている。よって、仮想通貨取引により短期間で大きな利益を狙えるチャンスはこれからもあるといえるだろう。ただ、今回の事件をきっかけに、改めて仮想通貨資産のより安全な保有法について各自考えておいてもらいたい。取引所自体の分散、投資対象とする仮想通貨の分散、ウォレットの活用、金融庁による仮想通貨交換事業者の登録状況なども考慮しながら、せっかく築いた資産を失わない体制を整えたうえで、仮想通貨取引に取り組むようにしたいところだ。

その他、今年期待できる仮想通貨や、オススメの仮想通貨取引所などといった情報は、ブログの方でも詳しく綴っているので、「株師孔明の株&仮想通貨ブログ」と検索し、目を通して頂ければ幸いである。

最新のテーマ株や注目している仮想通貨などもブログにて多数紹介中。ビットコイン、イーサリアム、リップル、ライトコイン、ビットコインキャッシュ、ネム、HERO、ICO、人工知能(AI)関連銘柄、防衛関連銘柄、EV関連銘柄、フィンテック関連銘柄、トランプ関連銘柄、ドローン関連銘柄、VR関連銘柄、リチウムイオン電池関連銘柄、IoT関連銘柄、ブロックチェーン関連銘柄、東京オリンピック関連銘柄、VR関連銘柄、自動運転関連銘柄、仮想通貨関連銘柄、ビットコイン関連銘柄など。

興味をもたれた投資家の諸兄姉に目を通して頂き役立てて頂ければ幸いである。
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執筆者名:株師孔明
ブログ名:株師孔明の株&仮想通貨ブログ
ツイッター:@kabusikoumei

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株式会社フィスコ

最終更新:2月13日(火)13時50分

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