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FOMC声明、物価見通しを上方修正でドル買い - 山岡和雅の視点

2月1日(木)7時39分配信 KlugFXニュース

※忙しい人のサマリー
FOMC声明、物価見通しを上方修正でドル買い

ADPも好結果で明日の米雇用統計への期待強まる

豪CPIは弱く、年内利上げ期待後退
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【東京市場】一時ドル買いも続かず

ドル円は108円台後半での推移が中心となった。トランプ大統領の一般教書演説が行われる中、米株先物がインフラ投資期待などで一時上昇を見せ、ドル買いがにつながる場面も見られたが、影響は限定的なものにとどまり、109円超えを二度トライも、すぐに108円台に戻してもみ合った。

 今晩のFOMCを前に動きにくい展開となった面も。

 ドル円が109円トライを見せる中で、1.24割れを付けたユーロドルは1.2430台まで値を戻すなど、ドルは全般に軟調。米債利回りが低調で、ドル買いに警戒感が出ていた面も。

 9時半に消費者物価指数が発表された豪ドルは、予想よりも弱めの結果に年内利上げ期待が後退する形で豪ドル売り。対ドルで0.81近辺から一時0.8047近辺まで急落。その後は神経質な新p九。0.8080近辺まで戻すも、0.8050を試す場面があるなど、戻りが鈍い展開に。

【ロンドン市場】ユーロ買い優勢、ドル円はレンジ取引

ユーロが対ドル、円、ポンドで買われ、堅調な展開に。独雇用統計が好結果となったことや、ユーロ圏消費者物価指数の概算値速報が予想ほど鈍化しなかったことなどが、ユーロの買いを誘う展開となった。
 朝方はドル全面安基調でユーロ買いドル売りに。米債利回りの低下が目立ち、10年債利回りが2.7%を割り込む中でユーロドルが1.24台半ばを超える動きに。
 その後ドル円でのドル安が収まったこともあり、いったん調整も、再び1.2450を超えるなど、高値圏での振幅が見られた。
 ドル円は、朝方やや軟調も、その後少し値を戻し。108円台後半の比較的狭いレンジでもみ合った。この後のFOMCなどを控えて、積極的な取引が手控えられた。
 ポンドは対ユーロ主導で売りが出た。英国の金融街「シティー・オブ・ロンドン(シティー)」が提案した、EU離脱後の金融サービスにおける自由協定について、欧州委員会が拒否したとの報道が、ポンド売りを誘った。対ドルでも朝方の1.4210超えから1.4120近辺へ下げるなど、ポンド売りの動きが優勢に。ポンド円は朝方154円40銭台と154円台半ばトライも、一転して153円50銭台を付ける動きも。その後ポンドドルが少し持ち直して、ポンド円も買い戻しが入った。

【NY市場】ドル堅調

 FOMCを前にドル円は109円台での推移。
円安の流れが継続しドル買い。朝方は米株が好調でドル買い円売りも。

 FOMCは基本現状維持も声明での物価見通しが若干上方修正されており
ドル買いに寄与。
ドル円は109円台でしっかりの展開に。
ユーロドルなどでもドル買いが出ていた。

 もっとも、朝方強かった米株に利益確定売りが入ったことで
ドル円の109円台半ば以降が重くなっており、頭が抑えられていた。

【本日の見通し】堅調地合い

 ドル円は109円台にしっかりと乗せてきており、地合いは堅調。
年内3回の利上げへの期待感が強まっており
昨年末時点でのFOMCメンバーは3回の利上げが大勢も
金利市場での期待が盛り上がらずという状況が
少しずつ修正されてきている。

 米株の堅調な地合いも、基本的には好材料。
六日続落となった日経平均の反発などがみられると
ドル円にも買い材料となりそう。

 昨日のADP雇用者数の好結果も、
明日の米雇用統計を前にドル買いに安心感。
ADPと雇用統計との相関があまりとれておらず
期待がどこまで高まるかは微妙も、
ADP並みに強めに出るとドル買いが広がる可能性があるだけに、
明日の雇用統計本番までの下支え材料に。

【本日の戦略】レンジ取引意識

 イベントを二つクリアで
後の注目は明日の雇用統計。
昨日のADPが強めだったことで期待感があり、
下がったところでは買いが出そう。
昨日のFOMCの声明も強気で、基調は上方向。
もっとも突っ込んだ動きは避けたい。
レンジ取引を意識し、108円台での買いを入れる流れか。
デイトレは109円ちょうど手前からの買いを意識。


※山岡和雅個人の見解です
為替や、その他いかなる商品について売買を推奨するものではございません
山岡和雅

最終更新:2月1日(木)7時39分

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