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手取り収入15万円の30歳正社員。老後が不安です

1月22日(月)22時20分配信 あるじゃん(All About マネー)

◆30歳シングル女性。正社員でも社会保険なし。転職すべきか?

皆さんから寄せられた家計の悩みにお答えする、その名も「マネープランクリニック」。今回は正社員なのに社会保険がないという30歳の会社員の方。ファイナンシャル・プランナー、八ツ井慶子さんが担当します。
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皆さんから寄せられた家計の悩みにお答えする、その名も「マネープランクリニック」。今回は正社員なのに社会保険がないという30歳の会社員の方。ファイナンシャル・プランナー、八ツ井慶子さんが担当します。
皆さんから寄せられた家計の悩みにお答えする、その名も「マネープランクリニック」。今回は正社員なのに社会保険がないという30歳の会社員の方。ファイナンシャル・プランナー、八ツ井慶子さんが担当します。

※マネープランクリニックに相談したい方はコチラのリンクからご応募ください。

▼相談者

みみみさん(仮名)
女性/30歳/会社員
北海道/賃貸住宅

▼家族構成

一人暮らし

▼相談内容

現在、事務職で正社員として働いていますが、社会保険が付いておらず、収入が少ないので国民年金は半額免除になっています。今の職場では昇給を見込めないのでこのまま働いていても年金を追納することもできず、老後が心配です。正社員での転職が厳しい場合は、非正規でも給与が高ければ転職を考えた方がよいでしょうか?

▼家計の収支データ

みみみさんの家計収支
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みみみさんの家計収支


▼家計収支データ補足

(1)食費1万5000円の内容
職場にはお茶のマイボトルと自分で作ったおにぎり持参。自宅では具材が少なくて済むパスタか丼もの、面倒なときはインスタントラーメンがほとんど。野菜、魚はあまり買えないので外食した際に摂るようにしている。こういう食生活は、身体に悪いのは承知だが、他の費用はこれ以上抑えられないので、このような内容になっている。ちなみに、友人との外食や飲み会の費用は交際費として趣味娯楽費に計上。月に1万円前後。

(2)保険未加入の理由
独身でもあるし、あえて必要性を感じていません。また、病歴があるため、保険料が割高となるのも未加入の理由。どうしても医療費が足りなくなったら、親に頼ると思います。

(3)職場について
本人以外は、社長とその親族2名在籍が在籍しているだけの、会社というより個人事業所といったところ。ただし、残業もなく、これまで給料の遅延もない。

(4)転職について
通勤できる転職先を探した場合、正社員採用では、事務系で実働8時間、週休2日、残業がない会社だと収入は現状とほぼ変わりない。
派遣などの非正規で転職すれば、残業はあるが、ボーナスはなくとも今より手取りで月2万~5万円アップできる見込み。

▼FP八ツ井慶子からの3つのアドバイス

・アドバイス1 転職して収入アップ、社会保険加入を目指す
・アドバイス2 健康管理という意味で、食生活をもっと充実させたい
・アドバイス3 家計の見直しを再度検討してみる

◆アドバイス1 転職して収入アップ、社会保険加入を目指す

現在「正社員」として採用されているとのことですが、社会保険に加入できないため、国民健康保険に加入し、国民年金は低収入によって半額免除になっている。このままでは将来手にする年金は減額してしまうのですから、当然、老後は不安になる。また、もし雇用保険も加入していないとすると、基本手当(いわゆる失業手当)も受給できないのです。すなわち、相談者の方は現在、正社員としてのメリットの多くを失っている状態です。転職を考えているのなら、ぜひそうしてはどうでしょう。

転職についてはもちろん、正社員が望ましいですが、非正規でも収入アップが実現するなら、それでもいいと思います。パートでも社会保険完備という求人も少なくありません。派遣社員から、正社員登用の道が開けるケースもあります。このままで現状は改善されません。まずはご自身が動くことが今はもっとも大切だと考えます。

◆アドバイス2 健康管理という意味で、食生活をもっと充実させたい

いただいたデータで気になるのは食費です。職場にマイボトルやおにぎりを作って持っていくことは大変いいと思います。しかし、自宅では「面倒なときはインスタントラーメンがほとんど」という点は改善してください。

ご自身も理解されていると思いますが、食生活の偏りは健康を害する大きな要因のひとつ。生活を切り詰めるため、食費を削る。手っ取り早い方法なので、ついしがちですが、家計がきびしいからこそ、バランスのいい食事をきっちり取ってほしい。節約が目的なのに、それで身体を壊してしまって医療費がかかるようなことにでもなれば、それこそ本末転倒です。

◆アドバイス3 家計の見直しを再度検討してみる

保険は、まだ若いですし、養う家族もいませんから、未加入のままでもいいかもしれません。医療費が足りなったら親に負担してもらう。それ自体、悪いことではありません。しかし、そういう依存はいつまでも続きません。だからこそ、健康管理には普段から十分気を配るべきなのです。

ギリギリでやりくりされているとは思いますが、再度、家計を見直すことを勧めます。とくに通信費。プランを変える、使い方を変えることで、月に少額しか下がらなくても、毎月固定で発生するため、年間で見れば、節約できる額は決して小さくありませんよ。

◆相談者「みみみ」さんから寄せられた感想

一番気になっていた(現状と比べて)非正規への転職はありなのかという点へのアドバイスが聞けてよかったです。転職についてはずっと悩んでいましたが、先生のアドバイスのお陰でやっと踏ん切りがつきました。指摘のあった食生活や通信費については工夫して改善しようと思います。相談してよかったです。本当にありがとうございます!

教えてくれたのは……八ツ井慶子さん

ファイナンシャル・プランナー。大学卒業後大手信用金庫に入庫。本当にお客様にとっていいものを勧められる立場になりたいとの思いから、個人相談が中心のファイナンシャル・プランナーとして独立。近著に『ムダづかい女子が幸せになる38のルール』(かんき出版)と『サラリーマン家庭は"増税破産"する! 』(角川oneテーマ21)がある。テレビ、新聞、雑誌などでも活躍中。All Aboutマネーのガイドを務める

取材・文/清水京武 イラスト/モリナガ・ヨウ
あるじゃん 編集部

最終更新:1月22日(月)22時20分

あるじゃん(All About マネー)

 

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