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インフルエンザ本格流行!? 関連銘柄はコレ

1月20日(土)12時41分配信 会社四季報オンライン

インフルエンザ本格流行!?関連銘柄はコレ
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インフルエンザ本格流行!?関連銘柄はコレ
 19日、国立感染症研究所は全国約5000の定点医療機関からの報告をもとに、全国の医療機関を1月8~14日に受診したインフルエンザ患者数は171万人と推計した。前週の推計値(約124万人)よりも47万人(38%)増加したことになる。

 特に九州での報告が増加しており、都道府県別の1医療機関当たりの患者数で、宮崎県(52.83人)、福岡県(41.58人)、大分県(41.21人)、鹿児島県(40.58人)、沖縄県(40.23人)、静岡県(39.76人)、長崎県(37.97人)、佐賀県(34.97人)、熊本県(34.69人)、鳥取県(33.28人)と、上位10県の多くを九州勢が占めた。インフルエンザの流行のピークは例年1月下旬から2月。これからの流行が懸念される。

 株式市場ではインフルエンザが流行すると、関連銘柄に物色の矛先が向かう。2009年に新型インフルエンザが拡大した際には、感染防止期待で物色されたマスク関連を筆頭に、抗ウイルス薬やインフルエンザ検査薬、ハンドソープ、ドラッグストアなど幅広い銘柄が人気化した。

 インフルエンザ関連株は、毎年この時期になると注目を集める「ウインターストック」銘柄でもある。そこで、今回はインフルエンザ関連銘柄を会社四季報オンラインなどを活用して探してみた。

 インフルエンザの抗ウイルス薬といえば中外製薬(4519)の「タミフル」が有名だ。塩野義製薬(4507)も自社新薬を17年10月に国内申請した。早ければ17年度内に承認される可能性があり、承認されれば有力関連銘柄になると予想される。

 インフルエンザが流行すれば、検査薬の需要は高まる。検査薬を手掛ける栄研化学(4549)、カイノス(4556)、ミズホメディー(4595)、シスメックス(6869)には追い風となる。

 インフルエンザの感染防止対策には、うがいや手洗い、マスクの着用などが重要だ。マスク関連として、ダイワボウHD(3107)、シキボウ(3109)、重松製作所(7980)、ユニ・チャーム(8113)などが挙げられる。うがい・手洗いに関連するのは、カバくんでなじみ深い「明治うがい薬」の明治HD(2269)、ハンドソープを取り扱う花王(4452)やライオン(4912)だ。

 マスクやうがい薬、ハンドソープなどはドラッグストアでまとめて購入する消費者も多いだろう。ドラッグストア大手のマツモトキヨシHD(3088)、ウエルシアHD(3141)、コスモス薬品(3349)、ツルハHD(3391)、サンドラッグ(9989)などにも恩恵がありそうだ。

 相場格言「麦わら帽子は冬に買え」にのっとれば、厳冬・大雪関連株同様に夏に買っておくのがセオリーかもしれないが、こちらも値動きには注目しておきたい。

※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。
太田 直人

最終更新:1月30日(火)11時11分

会社四季報オンライン

 

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