ここから本文です

株式明日の戦略-3日ぶり反発も方向感には欠ける、来週は決算シーズン突入で堅調か

1月19日(金)20時40分配信 トレーダーズ・ウェブ

 19日の日経平均は3日ぶり反発。前日の下げの反動から買いが優勢。ただ、週末で様子見姿勢も強く、23800円近辺で方向感に欠ける展開となった。後場はドル円がやや円高に振れたことから、下げに転じる場面もあった。しかし、押し目では買いも入り、再びプラス圏に戻した後は、引けまで小幅高で推移した。東証1部の売買代金は概算で2兆6700億円。業種別では33業種中、30業種が買われており、その他製品、石油・石炭、建設などが強い動きとなった。一方、ゴム製品、精密機器、電気・ガスが下落した。1:3の株式分割を発表した幸和製作所が大幅上昇。反面、執行役の辞任が嫌気されたそーせいが大幅安となり、マザーズ指数も下落で終えた。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり1392/値下がり574と買いが優勢。新商品への期待から任天堂が連日の大幅高で昨年来高値を更新し、市場の注目を大きく集めた。決算が好感された津田駒工業が大幅上昇。自己株取得を発表したタケエイや、前期の業績上振れ見込みを発表したJIAが急伸し、上方修正を発表したレアジョブがストップ高まで買われた。一方、業績下方修正を発表したベステラが急落。今期減益見通しの協和コンサルが大きく売られた。日経新聞で業績上振れ観測が報じられたドンキホーテHは、目先の材料出尽くし感から株価は売りが優勢となった。

 今年に入って為替動向にはやや不安定な動きが見られる。来週の日銀金融政策決定会合(22日~23日)は安心材料になる可能性が高いとみているが、25日にはECB理事会およびドラギ総裁会見があり、週末には米国の10-12月期GDPの発表なども控えているため、目先はユーロも絡めて為替の動きが大きくなる可能性がある。今週は110円台前半まで円高が進んだが、ここで一服するかどうかが大きな注目点。メーンシナリオとしては、日銀会合で円高一服感が強まり、日本株の上昇を後押しする展開を想定しており、決算時期の株価も強いと考えているが、円安がそれほど進まない場合には、決算一巡後にはいったん調整局面を迎える可能性もあり、いったんの利益確定も視野に入れておきたい。


【来週の見通し】
 堅調か。前半は日銀金融政策決定会合が注目される。直近で円高基調が強まった要因の一つに、日銀の金融緩和姿勢に変化が出てくるのではないかとの見方が強まったことがあるため、同イベントを消化するまでは動きづらい地合いが想定される。しかし、政策は現状維持が濃厚で、黒田総裁の会見もマーケットに安心感を与える材料になる可能性が高い。また、決算シーズンに入り、安川電機(23日)や日本電産(24日)など注目度の高い企業の発表が予定されている。並行して米国企業の決算発表も多く出てくる中、業績面を評価した個別物色の流れが強まり、商い活況から、全体としても強い勢いが続くと予想する。

最終更新:1月19日(金)20時40分

トレーダーズ・ウェブ

 

情報提供元(外部サイト)

トレーダーズ・プレミアム

トレーダーズ・プレミアム

DZHフィナンシャルリサーチ

株式情報会員専用サービス
入会受付中

月額10,000円(税別)

外資系動向やIPO情報でおなじみの 『トレーダーズ・ウェブ』 には、旬の銘柄がわかる「話題の銘柄」や、反転シグナルが出た銘柄をスクリーニングした「初動銘柄」など、注目情報が盛りだくさん!

【あわせて読みたい】

このカテゴリの前後のニュース

不動産投資コラム(楽待)

ヘッドライン