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前日に「買われた株!」総ザライ (2) ―本日につながる期待株は?―

1月17日(水)5時30分配信 株探ニュース

ケイアイ不 <日足> 「株探」多機能チャートより
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ケイアイ不 <日足> 「株探」多機能チャートより
現在値
博報堂DY 1,749 +25
トヨタ紡 1,744 +36
KIスタ不 1,768 +64
Dガレージ 2,722 +23
安川電 3,115 -5
■ケイアイ不 <3465>  3,200円 (+175円、+5.8%)

 ケイアイスター不動産 <3465> が大幅反発。15日、中国の北京有路前行科技発展有限公司(有路)と不動産事業で業務提携すると発表しており、これを好感する買いが向かったようだ。有路は海外不動産情報サイト「uoolu.com」を運営しており、20万人以上の会員を持っている。今回の業務提携により、「uoolu.com」への物件の掲載や有路主催の販売イベントでの同社物件の紹介、販売活動を行う予定としている。中国系企業や個人による海外不動産投資需要を取り込み、業績拡大につなげる狙いだ。

■ファナック <6954>  33,450円 (+1,530円、+4.8%)

 ファナック <6954> が大幅高、年初から8連騰で連日の上場来高値更新となった。世界景気の拡大を背景に設備投資関連セクターへのフォローの風は強く、NC装置で世界の約半分のシェアを握り、産業用ロボットでもグローバルな実力を持つ同社株には海外投資家とみられる実需買いが継続している。中国を中心とする省人化投資需要をとらえFA分野が収益に貢献し、18年3月期は営業利益段階で前期比37%増の2091億円を見込む。時価総額は6兆8000億円台まで拡大、6兆9000億円台のソニー <6758> に肉薄している。

■安川電 <6506>  5,930円 (+270円、+4.8%)

 安川電機 <6506> が4連騰で連日の上場来高値。電機や機械など設備投資セクターへの買いが目立っており、メカトロ製品トップメーカーの同社株もその流れに乗っている。設備投資拡大の流れはグローバルに広がっているが、特に人件費上昇で省人化投資が急がれる中国向けに需要が高水準。同社が主力とするACサーボモーターや産業ロボットなども中国での受注が拡大、これを背景に18年2月期業績は2度にわたる上方修正を行っている。営業利益は期初段階で370億円を計画していたが、昨年7月に455億円に増額、10月には540億円に予想を再度増額した。株主還元にも前向きに取り組み、今期の年間配当は前期比20円増配の40円を計画している。

■Dガレージ <4819>  3,290円 (+145円、+4.6%)

 デジタルガレージ <4819> が続伸。15日の取引終了後、全日空商事(東京都港区)と協業し、国内企業や地方自治体が行うインバウンドマーケティングの支援に取り組むと発表しており、業績への貢献を期待した買いが入った。今回の協業により、両社はANAグループの顧客接点を活用した訪日外国人向けのプロモーションパッケージを開発し、今月から提供を開始する。ANAグループが保有する顧客接点に加えて、日本に高い関心を持つフォロワーを抱えた中国人インフルエンサーや中国最大のSNS、消費者レビューサイトを活用することで、訪日中国人への的確な情報のリーチを可能にするという。また、第2弾以降は夏季休暇などの訪日外国人が増加するタイミングを狙い、ターゲット国にあわせたプロモーションパッケージを展開予定としている。また、Dガレージでは同日、子会社で決済事業を手掛けるベリトランスが、米グーグルが提供する「Google Pay API」を導入し、総合決済ソリューション「VeriTrans4G(ベリトランスフォージー)」の決済メニューとして、1月中旬よりECやモバイルアプリケーションなどのオンラインサービス事業者に提供を開始すると発表しており、これも好材料視されたようだ。

■トヨタ紡織 <3116>  2,501円 (+104円、+4.3%)

 トヨタ紡織 <3116> が4日ぶりに反発。東海東京調査センターが15日付で、投資判断を「ニュートラル」から「アウトパフォーム」とし、目標株価を2360円から3040円へ引き上げたことが好材料視されたようだ。同センターでは、18年3月期のガイダンスが営業減益とされたことなどの悪材料は株価に織り込まれたと判断。19年3月期以降に、「RAV4」や「カムリ」(北米以外)、「カローラ」など人気のSUVをはじめとする受注モデルの立ち上げが増加し、収益回復の牽引役となると見込んでおり、トヨタ車向けに開発した共通シート骨格の採用拡大につれ投資回収が進むと予想している。

■博報堂DY <2433>  1,630円 (+64円、+4.1%)

 博報堂DYホールディングス <2433> が大幅続伸。広告業界2位の大手で国内景気回復の恩恵や海外ではアジアでのM&A戦略が奏功している。同社の12月度の月次売上高は前年同月比11.2%増の741億4300万円と好調だった。これを手掛かり材料とする買いが株価を押し上げた。

■村田製 <6981>  15,990円 (+620円、+4.0%)

 村田製作所 <6981> が6日ぶり急反発。直近、株価調整前の9日の高値1万5900円を一気に上回ってきた。16日は取引時間中に円高が一服したともあって、主力輸出株に海外投資家とみられる大口の買いが入っており、同社もその流れに乗っている。セラミックコンデンサーをはじめ電子部品の商品競争力は世界屈指で、米アップルの有力サプライヤーとしても知られている。米国市場ではアップル株がここ株価水準を切り上げており、前週末12日に上場来高値を更新している。これを受け株価出遅れ感が目立つ村田製にも海外投資家とみられる投資マネーが流入。16日の日本経済新聞が19年3月期の同社の売上高営業利益率が15%と3年ぶりに上昇すると報じたことも株価にポジティブに働いた。

■ファストリ <9983>  50,940円 (+1,400円、+2.8%)

 ファーストリテイリング <9983> が反発、連日で昨年来高値を更新した。市場では「同社株だけでなく日経平均寄与度の高い値がさ株は先物にリンクさせたインデックス的な買いが入っており、派手な上げ足をみせている。ただし、1時30分現在の東証1部の値上がり銘柄数927に対し、値下がり銘柄数は1021。上昇している銘柄よりも下落している銘柄の方が多い。日経平均の上昇は全体の地合いとはカイ離している」(大手ネット証券アナリスト)と指摘されている。

■東エレク <8035>  22,050円 (+355円、+1.6%)

 東京エレクトロン <8035> 、SUMCO <3436> などの半導体関連株が円高にも関わらずしっかり。半導体セクターは昨年11月下旬に急速な調整を余儀なくされたが、売り一巡感が出ており戻りを窺う展開となった。東エレクは2万円を下限とするボックス相場に入っているが上限ラインとして2万2000円が意識されている。米国株市場では半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が年初から浮上に転じており、前週末時点では1300ポイント台で推移している。

■SGHD <9143>  2,495円 (+29円、+1.2%)

 SGホールディングス <9143> が4日続伸。SMBC日興証券は15日、同社株の投資評価を新規「1」でカバレッジを開始した。目標株価は3000円とした。宅配便の運賃是正による利益成長が当面継続するとみている。「過度に数量を追わず、荷物の入れ替え(収益性を重視する荷物選別)を進める同社の戦略は、利益成長に直結しやすい」と評価している。同証券では18年3月期の連結営業利益は640億円(会社予想580億円)、19年3月期は同680億円と予想している。

■トヨタ <7203>  7,733円 (+80円、+1.1%)

 トヨタ自動車 <7203> 、ホンダ <7267> など自動車株が頑強。外国為替市場で1ドル=110円台前半まで円高が進行するなか、輸出セクターで特に為替感応度の高い自動車セクターは円高による収益デメリットが懸念される場面。しかし、マーケットでは米国を中心とした世界景気の拡大が、自動車販売を実需で支えるとの見方が強まっており、両銘柄とも下値では買いが厚くなった。なお、トヨタの今期想定為替レートは110円、ホンダは109円で実勢よりもまだ円高水準に設定されている。

■エボラブルA <6191>  2,500円 (+24円、+1.0%)

 エボラブルアジア <6191> が9日続伸。16日前引け後に、ロボットアプリ開発のヘッドウォータース(東京都新宿区)に資本参加したと発表しており、これを好材料視した買いが入った。ヘッドウォータースは、ソフトバンクロボティクス(東京都港区)の人型ロボット「Peppar」を中心に独自開発したロボットアプリを提供する企業。エボラブルアジアでは、ヘッドウォータースの今後の成長による投資リターンのほか、事業シナジーとして、ITオフショア開発事業と連携しサービスや品質の向上を図るとしている。なお、18年9月期業績への影響は軽微としている。

■スター・マイカ <3230>  1,707円 (+16円、+1.0%)

 スター・マイカ <3230> が反発。16日、住宅ローンの選択を最適化する各種サービスを提供するWhatzMoney(東京都目黒区)と、住宅ローン借入支援ソリューションサービスの提供で業務提携をしたと発表しており、これを好材料視した買いが入った。今回の提携は、リノベーションマンションの提案だけではなく、住宅ローンの選定、審査、契約までをワンストップに提案するサービスを提供することで、両社のサービス拡大およびリノベーション市場の活性化を図るのが狙い。スター・マイカは、リノベーションマンションの購入検討者に対し、収入状況、家族構成などを元に全国750金融機関のなかから最適な住宅ローン提案を行うことで、リノベーションマンションの物件選びと資金計画の両面からライフプラン設計を支援。一方、WhatzMoneyは、自社開発した住宅ローン提案書作成ツール「CalC(カルク)」をスター・マイカへ提供し、ツールのユーザビリティー改善を図るとともに、購入検討者に対して金融機関とのやり取りや公的書類の用意などの諸手続きの一部を個別サポートするとしている。

※16日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

株探ニュース(minkabu PRESS)

最終更新:1月17日(水)5時33分

株探ニュース

 

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