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株式明日の戦略-高値更新で独歩安を解消、ここからは外需銘柄に妙味あり

1月16日(火)20時40分配信 トレーダーズ・ウェブ

 16日の日経平均は大幅続伸。序盤は手がかり難から小動きとなったが、為替が円安に振れたことから買い安心感が強まり、上げ幅を3桁に広げた。後場に入ると値がさ大型株に買いが入って一段高の展開。1月9日につけた取引時間中の高値(23952円)を上回った。節目の24000円までは届かなかったが、その後も強い動きが続き、終値でも昨年来の高値を更新した。東証1部の売買代金は概算で2兆4300億円。業種別では水産・農林、電気機器、情報・通信などが上昇しており、鉄鋼、海運、空運などが下落している。ファナックが大幅高で連日の高値更新。反面、連日で騰勢を強めていたレカムは、前場のストップ高から一転急落して引けではストップ安と荒い動きとなった。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり972/値下がり980と、指数は大幅高ながら売り買いはほぼ均衡。村田製作所が日経新聞の業績観測記事を材料に大幅上昇。上期大幅増益のサイバーステップが急伸した。3Q大幅増益に加え、株式分割や優待拡充を発表したヨシムラフードはストップ高。サインポストも業績好調と株式分割が好感されて値を飛ばしたほか、中期計画の上方修正と増配を発表した神戸物産や、証券会社の新規カバレッジが入ったEIZOなどが大幅高となった。一方、メディアドゥやシンメンテ、ウォンテッドリー、川口化学などが決算を受けて大幅安。直近で強い動きが見られていたナノキャリアやラクオリアなどバイオ関連は、利益確定売りが優勢となった。

 日経平均は大幅上昇。ここ数日は独歩安状態であったため、米国市場休場で材料に乏しい中で強い動きが見られたことは驚きである。来週の日銀金融政策決定会合を通過するまでは上値は重いとみていたが、世界的な株高が続く中、そこまで待ちきれずに押し目買いが入った印象。値幅の割には値上がり銘柄は多くないため、買いの主体は外国人と思われる。あっさり高値を更新した動きは強く、ここからは売り込みづらい地合いが想定される。24000円の節目を巡っては短期的に荒い動きが出てくる可能性はあるが、今月中に25000円に接近する、もしくは到達といった展開も十分期待できる。

 きょうは円高一服から買いが入った格好となっているが、ドル円は水準的には111円台にも届いていない。日経平均が直近で高値をつけた1月9日は113円近辺で推移していた。日経平均の独歩安が解消されたことで、リスク・オフ的な円高にはブレーキがかかる可能性が高く、ここからは、為替がアゲインストとなって調整していた銘柄・セクターへの投資妙味が大きいと考える。来週の日銀会合でドル円の目先の底打ち感が強まり、その先の企業決算で業績好調を再評価するイメージ。大幅高とはなったが、東証1部の売買代金は概算で2兆4300億円と、きのうの水準(2兆4900億円)を下回っており、この先の推移は注視しておきたい。株高でも3兆円に届かない日が続くようだと、指数主導の空中戦が続き、新興市場などは利益確定売りに押される展開も想定される。

最終更新:1月16日(火)20時40分

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