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【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ 先取り! 不祥事銘柄“復活の果実”

1月14日(日)9時30分配信 株探ニュース

株式アドバイザー 北浜流一郎
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株式アドバイザー 北浜流一郎
現在値
大成建 6,160 +30
大林組 1,126 -3
清水建 1,172 +5
鹿島 868 +10
東レ 879.6 +12.2
「先取り! 不祥事銘柄“復活の果実”」

●投資直後に株価が急騰したら…

 前回の当欄で取り上げたジャスダック銘柄のSEMITEC <6626> [JQ]がどうなったかご存じだろうか。

 9日の寄り付きは8170円、その後11日には1万0800円の高値があって、この原稿を書いている時点では1万0140円前後だ。投資した方はどう対応されただろうか。

 このように値が吹っ飛んだ場合、私は急落してしまった場合と同様に、読者がどう対応されたかが非常に気になる。

 私がお勧めしているのは「吹き値は売り」なので、それを実行してもらえているか、自分が投資しているみたいに、その実行を促したくなるのだ。

 しかし、投資してしばらく経った銘柄が急騰した場合には「吹き値売り」を実行できる人でも、投資したばかりの銘柄が早ければその当日、遅くとも数日以内に急騰した場合、それができなくなる。

 こうなってしまう人がほとんどになる。理由としては、「買ったばかりだから」ということになるのだが、私に言わせるとそれは良策とはいえない。

 デイトレや目先投資をやっているのではなく、中長期投資であっても、投資してすぐの思いがけない急騰は売って利益を確保する。これを優先するのが好ましい。

 なぜなら、それは高価な拾い物をしたようなものだからだ。もちろん、実際に拾い物をしたなら、すぐに警察に届けなければならない。しかし、株式市場ではそんなことは必要ないし、表現は上品とはいえないが、即刻ポケット=懐に入れてしまうのが最良策になる。それをしなければ折角の利益がたちまち失われてしまう恐れがあるからだ。

●短期の評価益は確実に実現益に

 もちろん、速攻に売ったあと、さらに上昇することもある。しかし、そうなるケースは稀であり、多くは間もなく反落する。

 それを考えると、投資してすぐの急騰は、すぐに売り準備に入り、実際に反落の気配を見せたらあれこれ考えずに売り逃げる。こうするやり方をお勧めしたい。要するに短期で得た評価益は、確実に実現益に換えておく。こういうことになる。

 そこで、ここでの注目銘柄。いまはまだ年初なので、昨年不祥事を起こして株価が下げてしまった銘柄を重点的に拾ってきたい。

 具体的には、まずは日産自動車 <7201> 、SUBARU <7270> 、東レ <3402> 、神戸製鋼所 <5406> 、三菱マテリアル <5711> などになる。

 では、リニア新幹線工事で談合問題を起こした大林組 <1802> 、鹿島建設 <1812> 、清水建設 <1803> 、大成建設 <1801> のスーパーゼネコン4社はどうか。

 これらは大きく売り込まれたところから、少し戻していて、今後はさらに回復力を強める可能性が高いものの、日産、三菱マテリアルなどと異なり、回復のスピードは遅くなるだろう。まだ事件発覚後2ヵ月ほどしか経っておらず、少し上げると戻り売りが出やすいからだ。

 ただし、この点を計算に入れて、少し時間はかかってもよいので利益を安全に得たい。こういう投資を目指すなら目的が達成される可能性は高い。

 要するに、今回は昨年不祥事発覚で株価が急落したものの、今年は大分ほとぼりが冷めると見てよいため、敢えてそれに期待しようということだ。

2018年1月12日 記

株探ニュース(minkabu PRESS)

最終更新:1月15日(月)8時52分

株探ニュース

 

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