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株式明日の戦略

12月11日(月)21時10分配信 トレーダーズ・ウェブ

3日連続で強い陽線を形成、節目の23000円奪還なるか

 11日の日経平均は3日続伸。良好な外部環境を好感して買いが先行するも失速。ただ、マイナス圏に沈む場面では押し目買いが入り、前場は小幅にプラスを保って終えた。下値の堅さが確認できたことから、後場は改めて買いの勢いが強まる展開。静かな動きではあったが、じり高基調が続き、再び22900円台を回復。引けにかけて上げ幅を拡大し、高値引けとなった。終値ベースでは11/7の高値(22937.60円)を上回り、年初来高値を更新した。東証1部の売買代金は概算で2兆3600億円。業種別では石油・石炭、銀行、ガラス・土石などが上昇し、建設、海運、陸運などが下落した。昼休みに中国で合弁会社を設立すると発表したダイキアクシスが後場に入って急騰した。反面、リニアの不正入札疑惑に関して、大林組だけでなく、鹿島の関与の可能性も報じられたことで、大成建設や清水建設など大手ゼネコンが軒並み大幅安となった。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり1345/値下がり615と買いが優勢。金融株の強さが目立ち、三井住友が年初来高値を更新した。出光興産やJXTGが証券会社の投資判断引き上げを受けて大幅上昇。鳥貴族は1Q減益着地も、悪材料出尽くしの見方が強まり大幅高となった。ほか、1Q大幅増益のエイチームや、今期の強気見通しが好感された学情が急伸した。一方、HISは決算が失望を誘って大幅安。三井ハイテックやカナモト、丹青社なども決算を受けて大きく売られた。直近で騰勢を強めていたレイはストップ高となる場面もあったが、引けではマイナスと高値圏で荒い動きとなった。

 後場の上昇で日経平均は終値ベースの高値を更新した。これで3営業日連続で、始値が前日の終値を上回るギャップアップスタートとなっており、かつ、終値がほぼ高値となっている。東証1部の売買代金は2兆円台前半と商いは低水準で、商いは盛り上がりに欠ける。ギャップアップとなるのも、後場に強い動きが見られるのも、米国株堅調のおかげという感が強いため、逆に振れた場合の下への振れ幅も大きくなりそうな印象もある。ただ、その米国株がハイテク株の調整などを挟みながらもしっかりとした動きが続いている。今回のFOMCでも利上げ実施は濃厚だが波乱は少ないとの見方は強い。米国株が崩れなければ、上に勢いがつき始めた日本株は、上昇加速の展開も期待できる。

 あすは節目の23000円を上回ることができるかが注目される。11/9は23000円台乗せから一気に上げ幅拡大となったが、その日のうちに失速し、日足では長い上ヒゲをつけた。1度目の23000円乗せは分かりやすく天井を意識させる動きとなったが、それほど間をあけずに2度目の23000円乗せとなれば、先高期待が高まり、改めて11/9の高値をうかがう展開が期待できる。物色では足元で強い動きを見せている金融株に引き続き注目しておきたい。すんなり23000円台回復となれば、証券株に資金が向かうと考える。

最終更新:12月11日(月)21時10分

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