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株式明日の戦略-外部環境の悪化は要警戒

11月20日(月)22時21分配信 トレーダーズ・ウェブ

物色に広がりは見られたものの外部環境の悪化は要警戒 

 20日の日経平均は3日ぶり反落。欧米株安と円高を受けて軟調な展開。前場には一時プラス圏に浮上する場面もあったが、上値は重く売り直された。前場は荒い動きとなったが、後場は低位安定。22200円は割り込まず22300円はより上は買われずで、100円安程度の小動きが続いた。一方でマザーズ指数や日経ジャスダック平均はじり高基調が続き、中小型株優位の地合いとなった。東証1部の売買代金は概算で2兆3400億円と3兆円を大きく下回った。業種別では小売、水産・農林、非鉄金属などが買われ、保険、証券・商品先物、石油・石炭などが売られた。量子コンピューター関連が賑わい、フィックスターズやエヌエフ回路設計ブロックなどが急伸した。反面、決算を経て複数の証券会社が目標株価を引き下げたMS&ADが大幅安となった。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり1263/値下がり700と日経平均が3桁下落となる中でも買いが優勢。証券会社が投資判断を引き上げた前田建設工業が大幅上昇。系列の前田製作所にも買いが入った。日経新聞で新たな繊維素材を開発したと報じられたヤマシンフィルタが急伸。証券会社のリポートを手がかりに、北陸電力やリオンなどが強い動きを見せた。一方、第三者割当増資を発表した東芝が大幅安となり、2部指数の押し下げ役となった。売り出しを発表したイントラストは売りが優勢となり、先週売り出しを発表した九州リースなども連日で大きく売られた。マザーズ指数は強かった中で、そーせいは後場一段安と弱さが目立った。

 日経平均は終日軟調であったが、ドル円が大きく円高に振れた割には、比較的落ち着いた動きであった。トヨタはプラスで終えており、ソニーもプラス。また、新興市場やREITなどにも資金が向かった。特に、今年全く良いところがなかったREIT指数がここにきて急伸している。これらのことからは、大型株一辺倒の地合いから、中小型や出遅れ、割安などにも資金が向かう展開が見込まれる。

 ただし、米国株の上値が重くなっている点には要注意。良好な経済指標も株高の材料にはならなかった。今週は国内の材料が少ないため、米国動向の影響をより受けやすい。きょうの日経平均は下向きの5日線(22283円、20日時点、以下同じ)を終値で上回ることができなかった。東証1部の売買代金は3兆円を大きく下回っている。10月大幅高の貯金がある分、まだ悲観色は薄いが、きょうのような外部環境(欧米株安・円高)が続くと、先に祝日も控える中、リスク回避の動きが強まり、もう一段下を見る展開も想定される。その場合、新興市場物色などは短期間にとどまる可能性がある。当面は25日線(22101円)がサポートとして機能するかが注目される。あっさり割るようだと、その下のサポート水準はしばらく見当たらない。環境は決して良いとは言えない中で、きょう急伸した銘柄には、上げ方に過熱感が強いものも少なくない。ドル円チャートからは、円高基調が強まりそうでもあり、大きく利の乗っているものに関しては、いったんの利益確定も一考と考える。

最終更新:11月20日(月)22時21分

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