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新興市場展望=IPOラッシュ前、好業績主力級を中心に―最後の参戦タイミング?

11月18日(土)8時16分配信 モーニングスター

現在値
フィルC 4,585 +375
串カツ田中 4,675 -210
そーせいG 10,870 -210
日本郵政 1,305 -5
昭和真空 2,225 +6
 来週の新興市場は好業績の主力級銘柄を中心に堅調な相場展開が期待できそうだ。今週は東証1部市場の下落に連動してマザーズ指数が15日まで3日続落。15日は3%を超える下落率となって25日移動平均線を割り込んだが、翌日は地合いが好転して急戻りとなった。東京市場全般は調整一服感が出ており、新興市場に資金が入りやすい地合いになるとみる。

<そーせいやグレイス、昭和真空>

 マザーズ指数の上昇ピッチは緩慢だが、個別ベースでみると地合いの改善を感じられる。主力のそーせいグループ <4565> は海外ファイナンスの実施などを乗り越えてジリ高基調にあり、7月25日来の1万2000円回復が目前。グレイステクノロジー <6541> や串カツ田中 <3547> など軽快に上値を追う準主力級銘柄も多い。日本郵政 <6178> との提携で様変わりしたフィル・カンパニー <3267> も高値圏で頑強な値動きとなっている。手掛かり材料への感応度も高くなっている印象だ。

 ジャスダックでは好業績銘柄の動きが強く、アバールデータ <6918> やメイコー <6787> などがジリ高。ジャスダックは為替市場の円安に恩恵を受けるメーカー系企業も多く、投資マインドに右往左往するマザーズ市場よりも堅調な推移となっている。株価指標的に割安な銘柄が多く、決算を機に評価を高めるものが増えている。昭和真空 <6384> などもまだ上値余地がありそうだ。

 IPO(新規上場)マーケットは12月の上場ラッシュに向けた承認が相次いでいる。27日以降はそのブックビルディングも始まるため、新興市場の投資家層はIPOのブックに参加する層と近いため、資金をIPOに奪われて値動きが悪化する可能性がある。実際にIPOが始まればその初値買いに短期資金は向かう。

 来週はそういったスケジュール面、需給面から、新興市場の活躍余地の広がる最後のタイミングとも言えそうだ。(小泉健太)

提供:モーニングスター社

最終更新:11月18日(土)8時16分

モーニングスター

 

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