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〔米株式〕NYダウ、反落=原油安が重し(14日)☆差替

11月15日(水)6時50分配信 時事通信

 【ニューヨーク時事】14日のニューヨーク株式相場は、原油安などが重しとなり、反落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比30.23ドル安の2万3409.47ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は同19.73ポイント安の6737.87で引けた。
 ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比5040万株増の8億4187万株。
 この日のダウは序盤から売りが先行。国際エネルギー機関(IEA)が同日、来年の石油需要予測を下方修正したことを受け、原油先物価格が下落。これにつれてエネルギー株が下落したほか、米長期金利の低下を背景に金融株にも売りが出た。ダウは午前に一時、168ドル安を付けたが、下値では買いも入り、中盤以降は小幅安で推移した。
 構成銘柄であるゼネラル・エレクトリック(GE)の急落も圧迫要因。8月に就任したフラナリー最高経営責任者(CEO)が打ち出した経営再建計画が失望売りを誘った。
 企業決算シーズンが終盤を迎え、12月の追加利上げもほぼ織り込まれる中、市場の焦点は米議会で審議中の税制改革の行方に移っている。トランプ大統領はクリスマスまでの実現を訴えるが、上院と下院では法人減税の導入時期など相違点も多く、一本化への調整は難航が予想される。
 実現の後ずれ懸念がくすぶる一方で、「来年は中間選挙があるので、年内に何らかの着地点を見いだそうとするのではないか」(大手証券)と楽観的な声も聞かれ、市場は次の手掛かりを待っている状態だ。
 個別銘柄(暫定値)は、GEが5.9%安、ゴールドマン・サックスが1.2%安、エクソンモービルが0.8%安。中国の弱い経済指標を嫌気したコモディティー価格の下落を背景に素材株も売られ、アーコニックは2.9%安、フリーポート・マクモランは4.4%安。一方、好決算を発表したホーム・デポは1.6%高、コカ・コーラは1.4%高、アマゾン・ドット・コムは0.7%高。(了)

最終更新:11月15日(水)10時28分

時事通信

 

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