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<話題>材料出尽くし後の好業績株の動向に注目

10月20日(金)17時34分配信 モーニングスター

現在値
日本M&A 5,500 +90
ハウス食G 3,530 ---
日新薬 7,870 +240
 20日に日経平均株価は14日続伸を記録したが、今週(16-20日)の東証1部では総じて値下がり銘柄数が値上り銘柄数を上回り、個別に上値の重い銘柄が目に付いた。

 例えば日本M&Aセンター <2127> 。16日引け後に、M&A(企業の合併・買収)仲介の成約が380件(前上期は279件)と想定を上回り、過去最多になったとして18年3月期上期の連結営業利益を57億円から70億9000万円(前年同期比26.5%増)に増額。これを好感して翌17日は買い優勢で始まるが、始値が100円高の5730円ながら、前日に付けた年初来高値5740円を更新できなかったためか、その後は利益確定売りに押される展開。結局終値は5550円で、18日、19日も下落が続いた。

 18日引け後の開示では日本新薬 <4516> 。前立腺肥大症に伴う排尿障害改善剤「ザルティア」、骨髄異形成症候群治療剤「ビダーザ」、がん疼(とう)痛・慢性疼痛治療剤「トラマール」・「ワントラム」、16年11月に発売した肺動脈性肺高血圧症治療剤「ウプトラビ」などの貢献により18年3月期上期の連結営業利益予想を68億円から92億円(同41.7%増)に引き上げ、翌20日は一時60円高の7800円まで上昇。しかし、12日に付けた上場来高値8020円には届かず、その後はもみ合いとなった。

 20日は、前日引け後に「香辛・調味加工食品事業」「海外食品事業」の伸長、およびグループ各社の収益力向上の取り組みが寄与したとして、18年3月期上期の連結営業利益予想を55億円から74億円(前年同期比38.3%増)に増額したハウス食品グループ本社 <2810> 。こちらは2日に付けた上場来高値3590円を目前に売り優勢で始まり、結局終値は100円安の3360円となった。

 三者三様でいったん材料出尽くしとなった形だが、20日に日本新薬はすかさず切り返して終値は150円高の7890円。日本M&Aセンターも終値は80円高の5500円で5日ぶりに反発している。もちろん業種、経営環境をはじめ各社の置かれている状況は違うが、決算発表が本格化していく中で、こうした高値圏で材料出尽くしとなった好業績株が再び高値を更新してくれば、全体的にも買い安心感は広がるはず。今後の動向は注目が怠れない。

提供:モーニングスター社

最終更新:10月20日(金)17時34分

モーニングスター

 

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