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今から狙う「出遅れ割安」中小型株リスト

10月19日(木)19時41分配信 会社四季報オンライン

四季報オンラインでは11位以下も公開中
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四季報オンラインでは11位以下も公開中
 19日の東京株式市場で日経平均株価は29年ぶりの13連騰を演じ、1996年10月以来の高値水準である2万1448円で取引を終えた。この13連騰で日経平均は1092円(5.4%)値上がりしている。最高値を更新し続ける米国株や好調な世界経済など、日本の株式市場を支援する要因はあるものの、急ピッチな値上がりに対して高値警戒感が台頭し、買い上がりにくい局面になってきた。が、これまでの主役は大型株。相対的に出遅れている中小型株に物色の矛先が向かう可能性がある。

 そこで今回は、四季報オンラインのスクリーニングを活用して、株価がまだ割安で業績好調な中小型株を抽出してみた。ランキングは今期・来期の業績見通しが5%以上の営業増益で、四季報予想が会社予想と同等もしくは強気の銘柄を対象に、PBRが1倍以下の割安銘柄をピックアップ。今期営業増益の大きい順に並べている。前期営業利益が3億円未満の銘柄と時価総額3000億円以上の大型株は除外した。

 トップ10のうち、炭素製品の専業メーカー・東洋炭素 <1位、5310> 、半導体製造装置等向け直動案内機器が主力の日本トムソン <2位、6480> 、神戸製鋼傘下の特殊鋼メーカー・日本高周波鋼業 <6位、5476> 、AV、自動車関連機器部品の金型、プラスチック成形が主力のムトー精工 <7位、7927> の4銘柄は、四季報予想が会社側予想より強気の銘柄だ。四季報記者は会社計画を保守的と見ており、今後の上振れに注目が集まる。

 13週移動平均線からの乖離率で見ると、日本高周波鋼業(5476)と神鋼鋼線工業(5660)の2銘柄が大きくマイナス乖離している。これは両社の親会社・神戸製鋼のデータ不正問題を受けて処分売りされたのが原因だろう。この問題の方向性が見えるまでは見送りが賢明か。

 PBRで見ると、28位の建築内装材の総合メーカーで、和室天井材でトップの南海プライウッド(7887)が0.34倍と最も低い。主力の国内向け収納材が、住宅市況を映して好調に推移し、製造工程見直しや原材料の変更で採算が改善し、今18年3月期は4年ぶりの最高益更新が見込まれている。同社株価は年初3280円から19日終値6150円まで87.5%の大幅高となっているが、それでもPERは7倍程度。信用買い残の整理も進んでいることも好材料で、第2四半期の決算発表に注目したい。
※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。
太田 直人

最終更新:10月20日(金)17時41分

会社四季報オンライン

 

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