ここから本文です

〔米株式〕NYダウ、ナスダックとも反落(19日午前)

10月19日(木)23時29分配信 時事通信

 【ニューヨーク時事】19日午前のニューヨーク株式相場は、スペイン東部カタルーニャ州の独立問題をめぐる混乱を受けて欧州株が全面安となる中、前日までの旺盛な買い意欲がしぼんで反落している。前日、終値ベースで初めて2万3000ドルの大台を突破した優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前10時10分現在、前日終値比93.62ドル安の2万3063.98ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は62.52ポイント安の6561.70となっている。
 スペイン中央政府はこの日、カタルーニャ州の自治権停止に向けた手続きの開始を宣言。ただ、こうした強硬な姿勢が現政権の弱体化や大手企業による本社移転を誘発するなど、政治、経済両面で大打撃が及ぶ可能性があるとして市場は警戒を強めている。また、中国国家統計局がこの日発表した7~9月期の国内総生産(GDP)が前年同期比6.8%増と、1年半ぶりに減速したことも投資家心理を圧迫。前日、軒並み最高値を更新した米主要株価指数は高値警戒感も加わり、この日は利食い売りに押されている。
 朝方発表された米経済指標は、週間新規失業保険申請件数が44年半ぶりの少なさとなったほか、フィラデルフィア連銀の地区製造業景況指数も予想に反して上昇。一方、取引開始後にコンファレンス・ボードが発表した景気先行指標総合指数は市場予想を下回ったが、いずれの指標に対しても市場の反応は限定的となっている。
 個別銘柄を見ると、アップルの下げがきつく、金融も軟調。半面、朝方に7~9月期決算を発表したベライゾン・コミュニケーションズとトラベラーズはともに上伸している。(了)

最終更新:10月20日(金)2時27分

時事通信

 

【あわせて読みたい】

このカテゴリの前後のニュース

不動産投資コラム(楽待)

ヘッドライン