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株式明日の戦略-歴史的な記録に並ぶか

10月19日(木)22時27分配信 トレーダーズ・ウェブ

高値警戒感を内包しながらも13日続伸、歴史的な記録に並ぶか

 19日の日経平均は13日続伸。米国株高と円安を好感して買い優勢の展開。11時発表の中国経済指標を消化した後には買いの勢いが強まり、前場は高値引けとなった。後場は21500円が重く、上げ幅を縮める動きも見られたが、それでもプラス圏は維持し、引けにかけては盛り返した。東証1部の売買代金は概算で2兆4100億円。業種別では、鉄鋼や保険、金属製品などが買われ、石油・石炭、電気・ガス、水産・農林などが売られた。神戸鋼が後場にプラス転換から上げ幅を拡大して大幅高。トヨタなど自動車メーカーが、同社のアルミ板の耐久性について言及したことが買い手がかりとなった。一方、戸田建設は上期の利益見通しを上方修正したものの、株価は目先の材料出尽くしで売りが優勢となった。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり813/値下がり1096と、きのうに続いて日経平均の上昇局面で値下がりが値上がりを上回った。SUMCOや信越化学などシリコンウエハー関連が大幅上昇。東京エレクや東京精密なども強い動きとなった。上方修正を発表したセゾン情報はストップ高。ロゼッタは業績は下方修正したものの、開発中の翻訳機の進ちょくに関するリリースが買い材料となり、ストップ高比例配分となった。一方、出光興産やコスモエネルギーなど石油関連は軒並み軟調な展開。下方修正と減配を発表した京都きもの友禅が急落し、年初来安値を更新した。

 日経平均の連騰記録は1960年12月21日から1961年1月11日までの14日が最高で、あす上昇で終えればこの記録に並ぶ。この時には年末年始を挟んでいたことを考えると、足元の株高の持続力は相当のものと言える。22日の日曜が衆議院選の投開票で、政局が今回の株高の一因になっているとの見方も強いことから、あすは利益確定および、選挙後の買い意欲低下を警戒して、売りが出やすい地合いにはなると考える。指数だけがスルスルと上げている印象も強いだけに、今晩の米国株が下落となれば、値幅を伴った下げもあり得る。ただし、そういった懸念を内包しながらも、今週はここまで下げなかった。きょうにしても後場はマイナス転換もあるかというところまで失速しながら切り返している。来週は決算発表シーズンに突入することから底堅い動きは期待でき、どこかで続伸記録が途切れたとしても、ネガティブ影響が長引く展開は想定しづらい。米国株の堅調さにかなりサポートされており、あすのモメンタムも米国株次第とはなりそうだが、本来売りが出てもおかしくない場面で売りが出ず、あす上昇して記録に並ぶようであれば、投資家のセンチメントは一段の改善が期待でき、日本株を買わざるリスクも意識されやすくなる。その場合、日経平均は比較的短期間のうちに22000円をうかがう展開を予想する。
小針

最終更新:10月19日(木)22時27分

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