ここから本文です

来週の東京外国為替市場見通し=米9月雇用統計次第、米国の金融政策見定める相場展開続く

10月6日(金)16時07分配信 モーニングスター

 予想レンジ:1ドル=110円00銭-115円00銭

 2-5日のドル・円は上昇した。週初2日は、米ラスベガスでの銃乱射事件が投資家心理を冷やしたものの、同日発表の9月ISM(米サプライマネジメント協会)製造業景況指数が約13年ぶりの高水準となり、相場を支えた。3日、日本株の大幅高を背景にドル買いとなったが、その後はFRB(米連邦準備制度理事会)議長の後任人事をめぐる思惑から下落。4日にかけてドルの下落が続いたものの、9月ISM非製造業景況指数が良好で切り返した。イエレンFRB議長の講演は具体的な金融政策への言及がなく、反応は限定的。5日、欧州情勢への警戒感から一時円買いが進んだが、良好な米8月製造業受注や、米下院が18会計年度の予算決議案を賛成多数で可決し米税制改革の進展期待が強まり、ドルを支援した。

 ドル・円は米9月雇用統計次第。非農業部門雇用者数の伸びは前月からの大幅縮小が見込まれており、大型ハリケーンの影響がどの程度出るか不透明な部分が大きい。ただ、先行指標である米9月ADP(オートマチック・データ・プロセッシング)雇用統計は前月を大幅に下回ったものの市場予想通りの着地で、ハードルは低くなっているといえそうだ。平均時給の上昇などが確認されれば、このところ堅調な米経済指標と合わせて米早期追加利上げ観測を補強し、ドル買いが進むシナリオもあり得る。雇用統計通過後は、おおむねタカ派的だった9月開催FOMC(米連邦公開市場委員会)の議事録公表や、複数のFRB高官の講演が控え、米国の金融政策をうかがう相場展開が続く。FRB議長の後任人事にも引き続き市場の注目が集まろう。経済指標では米9月小売売上高、米9月CPI(消費者物価指数)などが発表予定。

提供:モーニングスター社

最終更新:10月6日(金)16時07分

モーニングスター

 

【あわせて読みたい】

このカテゴリの前後のニュース

不動産投資コラム(楽待)

ヘッドライン