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自分に介護が必要になった時、いくら必要?月平均は?

9月24日(日)13時30分配信 あるじゃん(All About マネー)

◆いずれ介護が必要となるときがくる?

もし介護が必要になった場合どれくらいのお金が必要になるかを解説します。自宅で暮らし続けるのか、施設に住み替えるのか、この選択によっても費用は大きく異なってきます。
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もし介護が必要になった場合どれくらいのお金が必要になるかを解説します。自宅で暮らし続けるのか、施設に住み替えるのか、この選択によっても費用は大きく異なってきます。
今回取り上げたいことは、もし介護が必要になった場合どれくらいのお金が必要になるか、ということです。自宅で暮らし続けるのか、施設に住み替えるのか、この選択によっても費用は大きく異なってきます。詳しくみてみましょう。

厚生労働省によると、2016年の日本人の平均寿命は男性が80.14歳、女性が87.14歳となり、過去最高を更新しました。平均寿命とは別に、介護を受けたり寝たきりになったりせず日常生活を送れる期間を示す「健康寿命」も厚労省は算出していおり、公表されている最新のデータでは、男性が71.19歳、女性が74.21歳(2013年時点)。

平均寿命と比較すると、男女ともに健康でないとされる期間が10年近くあることになります。老後への備えとして、生活費のほかに、介護や医療にかかる費用についても考えておく必要がありそうです。

◆自宅で介護を受ける場合

在宅介護にかかる費用
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在宅介護にかかる費用
もちろん、介護にかかる費用は、人それぞれの状態によって違いますし、どこで介護を受けるかによっても異なってきます。今回は、自宅で介護を受ける場合と、施設に入って介護を受ける場合の平均額をみてみましょう。

まずは、自宅で介護を受ける場合。以下のグラフは、自宅で介護を受けている人を対象に、家計経済研究所が2016年に毎月かかる費用を調査したものです。



これらは、介護保険を利用した自己負担額と、その他生活にかかった費用の合計です。要支援1から要介護5までの全体を単純に平均すると、月額約69000円となっていますね。また、生命保険文化センターの「生命保険に関する全国実態調査 2015年」によると、介護の平均期間は4年11ヶ月でした。

単純に全体の平均月額69000円に平均介護期間の4年11ヶ月をかけると、介護費用は約400万円かかった計算になります。より長期の介護を想定すると、10年で約830万円となります。

◆施設に住み替えて介護を受ける場合

介護施設の種類(抜粋)
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介護施設の種類(抜粋)
次に、自宅を離れ、住み替える場合をみてみましょう。介護施設や高齢者住宅にはさまざまな種類があり、サービス内容や目的、費用や料金、入居条件なども施設によって大きく異なります。一概に〇〇円必要と言い切れないのが実情です。主にどのような種類の施設があるのかみてみましょう。以下の図を見て下さい。



民間事業者が運営する「有料老人ホーム」や「サービス付き高齢者向け住宅」、社会福祉法人や民間事業者などが運営する「地域密着型施設」や「軽費老人ホーム」、医療法人・社会福祉法人などが運営する「介護保険施設」などがあります。「施設系」は、施設の職員から直接介護を受けられますが、「住宅系」は介護サービスのついていません。「住宅系」では外部の介護サービスを利用することになります。

◆それぞれの費用について

これらの中で、もっとも費用が低く抑えられる施設が「特別養護老人ホーム」です特別養護老人ホームは、入居一時金(入居時に一括で支払う前払家賃など)がかからず、月額費用も民間の施設と比べて割安です。1ヶ月あたり、ユニット型個室で15万円程度、多床室で9万円程度ででまかなえることが多いようです。

ただし、特別養護老人ホームは、原則として「要介護3」以上の人しか入居できません。また、人気が高く、全国約8000ヶ所ある施設は満室で、50万人以上が待機しているため、入居することは難しいかもしれません。

一方で、費用が高くなる傾向にあるのが民間の「有料老人ホーム」です。施設によって異なりますが、300万円~1000万円台の入居一時金を支払ったうえで、月額15万円~30万円程度かかることが多いようです。

費用面において、その中間に位置する施設が「サービス付き高齢者住宅(以下サ高住)」です。「サ高住」はバリアフリーの基準を満たした賃貸住宅で、日中は見守り(安否確認など)サービスがついています。60歳以上の人、または要介護・要支援認定を受けている人とその同居者が入居できます。

◆月々の年金額より低い金額で暮らせる施設を選ぶことが大切

ここで大切なことは、収入に見合った施設を選ぶことです。例えば、月々の年金額よりも低い金額で暮らせる施設に入れば、老後資金がなくなる可能性は低くなりますよね。有料老人ホームやサ高住の家賃は地価の影響を受けるため、都市部では高額になる傾向があります。地方であれば、年金だけで賄えるケースも見受けられます。

このように、施設に住み替える場合は、自宅で暮らすよりもより多くの費用が必要になるケースが多いと考えられます。また、自分の介護の前に、親の介護をすることもあるかもしれません。40~60代の方は、親の体調が気になる時期ではないでしょうか。

拙著「身近な人が元気なうちに話しておきたい お金のこと 介護のこと」では、介護保険の手続き、親が元気なうちに確認しておいた方がよいこと、など私自身の経験をふまえて記しています。是非ご一読頂き、みなさまのお役に立てれば幸いです。
井戸 美枝

最終更新:9月24日(日)13時30分

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