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【これからの見通し】きょうは金融当局者の講演多い、ドラギECB総裁など

9月22日(金)15時55分配信 KlugFXニュース

【これからの見通し】きょうは金融当局者の講演多い、ドラギECB総裁など

 東京市場ではドル円が北朝鮮の太平洋上での水爆実験に関する報道で111円台後半に反落した。ただ、米FOMCを受けたドル高水準は維持されており、111円台半ばにある一目均衡表の雲上限がサポートされるのかどうかが、週末に向けた注目水準となろう。トランプ政権にとっては税制改革と北朝鮮問題が好悪材料として対峙しており、ニュースごとにドル円相場は神経質な反応を見せる展開となっている。また、金利差の着目する向きからは日銀総裁の強力な緩和を継続との発言が再認識された面もあったようだ。

 この後の海外市場では、欧州時間にはフランスGDP・確報値(第2四半期)、ドイツとユーロ圏の製造業および非製造業PMI・速報値(9月)が発表される。カナダドルにとってはカナダ小売売上高(7月)、カナダ消費者物価指数(8月)など重要指標が控えている。

 さらに、きょうは金融当局者らの講演予定の多さが目立っている。ドラギECB総裁はアイルランド・ダブリンのトリニティー大学で講演を行う。学生との討論の機会もあり、質問などによっては今後の金融政策のヒントが飛び出す可能性もある。ECB関連では、クーレECB理事とコンスタンシオECB副総裁の講演も予定されている。

 米国ではウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁、ジョージ・カンザスシティー連銀総裁、カプラン・ダラス連銀総裁などの講演が予定されている。ダラス連銀総裁からはハリケーンの経済的影響などへの言及が期待されよう。

 また、メイ英首相がイタリア、フィレンシェでEU離脱巡り演説を行う。拠出金問題に関して述べることが想定されている。

 週末には23日にNZ総選挙、24日のドイツ総選挙が実施される。ドイツは与党連合の安定が確保される見込みだが、ニュージーランドでは与野党の優位が世論調査によっては逆転することがあり、NZドルはこれまで神経質に反応してきた。週明けのオセアニア市場での動向には注意したい。
 
みんかぶ「KlugFX」 松木秀明

最終更新:9月22日(金)16時43分

KlugFXニュース

 

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