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〔ロンドン外為〕円急落、一時111円台(14日)

9月15日(金)0時27分配信 時事通信

 【ロンドン時事】14日のロンドン外国為替市場の円相場は、強めの米指標を受けて対ドルで売り込まれ、8月初旬以来約1カ月半ぶりに一時1ドル=111円台まで急落した。午後4時現在は110円65~75銭と、前日午後4時(110円55~65銭)比10銭の円安・ドル高。
 円は110円40銭台でロンドン市場に入り、午前中は15銭程度の狭いレンジ内でこう着状態が続いた。この日は午後に8月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控える中で積極的な取引を見送る向きが多く、様子見の雰囲気が強かった。その後、昼過ぎから思惑的なドル買い・円売りが優勢になり、円はじわりと下げ幅を拡大。米CPIが前月比0.4%上昇と市場予想(0.3%上昇)を上回ると米利上げ観測が再燃し、円は一気に111円05銭まで急落した。ただ、この水準に来ると利益確定の円買いで切り返し、一時は110円30銭近辺とこの日の高値圏に上伸。夕刻まで110円50銭台を中心とする水準でもみ合う展開が続いた。
 弱含みで推移していたユーロも米CPIを受けて一段安となった。すぐに買い戻されて下げ幅を縮めたが、軟調な展開が続いた。対ドル相場は午後4時現在1ユーロ=1.1870~1880ドル(前日午後4時は1.1910~1920ドル)。対円では同131円40~50銭(131円75~85銭)。ポンドは1ポンド=1.3345~3355ドル(1.3225~3235ドル)に急伸。正午に発表されたイングランド銀行(BOE、英中央銀行)の金融政策は据え置きだったが、声明に「今後数カ月で金融刺激の一部撤回が妥当な公算」などの文言が含まれていたため、利上げ観測が急速に盛り上がった。スイス・フランは1ドル=9665~9675フラン(0.9630~9640フラン)。(了)

最終更新:9月15日(金)2時26分

時事通信

 

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