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株式明日の戦略-主力業種がさえず弱含みか

9月14日(木)20時50分配信 トレーダーズ・ウェブ

日経平均は75日線で頭つかえ、主力業種がさえず弱含みか


 14日の日経平均は4日ぶりに反落。米株高やドル円が110円台半ばで落ち着いた動きで推移したことから一時19900円台を回復した。一方、3日間で600円近く上昇したことで、高値警戒感から利益確定売りが優勢だった。業種では、石油・石炭製品や繊維製品、その他金融などが上昇した一方、空運や非鉄金属、精密機器などが下げた。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり683/値下がり1231と売りが優勢。NY原油先物の上昇で資源関連セクターの上昇が目立った。後場は米株先物が下げていたことや、北朝鮮の朝鮮労働党の外郭団体の報道官が日本を威嚇する声明を発表した、との報道で地政学リスクが意識された。日経平均やTOPIXともに下げは限定的だったが、主力株の一角に利益確定売りなどで大きく下げるものが散見された。
 個別材料株では、有機EL関連のダイニックが値上がりトップ。鳥貴族が今期の利益回復見通しで急反発となったほか、美容機器のヤーマンは好決算が材料視された。石川製作所や阿波製紙などの防衛関連は北朝鮮の挑発を背景に上値追いとなる場面もあった。一方、前日ストップ高の反動で日清紡HDが10%近く下げたほか、ソニーが大幅安。三井金属やコマツなども軟調に推移した。

 今晩の米国市場は前日までの好地合いが続きそう。ただ、米8月消費者物価指数(CPI)以外に主要な経済指標の発表がなく小動きか。あすの東京株式市場も三連休を前に手掛けづらく、EV(電気自動車)、有機EL、防衛関連株などへの短期資金流入が目立つ程度の展開が予想される。きょうの段階で寄与度の高い業績の値動きがさえず、TOPIXをけん引するには物足りなさを感じたほど。日経平均の2万円は早々には超えられないといった思惑も強く、連休を前に利益確定売りが出やすい。
 日経平均のテクニカル面では、75日線(19865円)を抜けきれずの状態。今年の累積売買代金が最も積み上がっている19900円~20100円の価格帯(推計78兆円)でいったんは上値を抑えられそう。短期的に上昇した反動がある程度は予想されるものの、25日線(19540円)が次第に上昇基調になっていく可能性が高く、いずれ同線をサポートに9/8安値(19239円)に対する二番底を形成する展開がイメージできる。
 ただ、あすは下げが続く場合でも、強い上昇基調が続く5日線(19654円)どころが下値メドのイメージとなる。

最終更新:9月14日(木)20時50分

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