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iPhone X発表、デザイン大きく変更も機能は? 米国では1000ドル未満から用意も日本では11万超え

9月13日(水)11時50分配信 ZUU online

iPhone X発表、デザイン大きく変更も機能は? 米国では1000ドル未満から用意も日本では11万超え(画像=Webサイトより)
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iPhone X発表、デザイン大きく変更も機能は? 米国では1000ドル未満から用意も日本では11万超え(画像=Webサイトより)
Appleが13日(日本時間)、iPhone 8とiPhone X(テン)を発表した。何と言っても話題を集めそうなのがiPhone Xである。事前に情報リークされるのは毎回の事だが、「ベゼル無し、ホームボタン無し、顔認証搭載、1000ドル超えの価格設定」など、今回のリークされた情報はかなり精度が高く、実際の驚きはあまりなかったという印象だ。ともあれiPhone Xは初代iPhoneが発売されて10年目の記念モデルとも言え、ホームボタンを廃止するという思い切った方向転換をしたことからも、ある意味「コンセプトモデル」とも言える。

ディスプレイは5.8インチのOLED(有機EL)を搭載し、ベゼルレスのデザインでiPhone 8 Plus(5.5インチ)よりも外形寸法はわずかに小さい。ホームボタンが廃止された関係で指紋認証機能がなくなり、その代わりに顔認証システム(Face ID)が搭載された。3D化して顔を認識するため、写真でアンロックできたりすることはできないと説明されている。その顔認証用のカメラが、ディスプレイ上部に配置されている。このため、ホームボタンがなくなった事も併せて、既存のiPhoneとは思えないほどのデザイン変更がされている。

「携帯電話がこれ以上の価格になれば……」という価格面からの心理的障害は、アメリカ本国では「1000ドル」というわかりやすいラインが引かれていた。日本では「10万越え」というラインに置き換えられるが、iPhone Xは安いほうのモデルでもそれを軽々と超えており、もはやiPad Proの上位モデルに匹敵する。携帯電話にそれだけのお金を掛けられるユーザがどれだけいるのか、という事も毎回言われている。

反面、性能的には「驚くべきブレイクスルー」は一つもなく、Appleの株価も発表後には下落しており、もっとも下げた時で1.7%も下落している。大きな技術革新がなかなか見られないことはユーザも市場も納得しているところだが、ユーザの要望の常に上位に来る「バッテリ駆動時間の延長」も含めて、ユーザに対し最新技術ではない使い勝手の良さを提供してくれる事を期待したい。

■多くのモデルで10万円を超える価格設定

今回発表されたモデルを整理しておくと3種類である。4.7インチモデルのiPhone 8、5.5インチモデルのiPhone 8 Plus、そして5.8インチモデルのiPhone Xとなり、すべてのモデルで64GBと256GBの容量となる。

iPhone 8とPlusのカラーはシルバー、ゴールド、スペースグレイの3色、iPhone Xではシルバーとスペースグレイの2色が用意される。価格は日本においてはiPhone 8が7万8,800円(64GB)と9万5,800円(256GB)、iPhone 8 Plusが8万9,800円(64GB)と10万6,800円(256GB)、iPhone Xが11万2,800円(64GB)と12万9,800円(256GB)となる(価格はすべて税別)。

外見的な特徴としては、すべてのモデルで正面と背面に強化ガラスが用いられており、iPhone Xではフレーム部分がアルミからステンレスに変更されている。iPhone 8のデザインは7と大差ないものの、iPhone Xでは大きくデザインが変更され、iPhoneの象徴とも言えたホームボタンがついに消滅し、その機能がディスプレイパネルに統合された。

性能的には全機種で6コアのA11 Bionicを搭載しており、従来比最大70%(性能コアでは最大25%)高速化された、としている。また全機種でQi規格のワイヤレス充電に対応している。発売日は、iPhone Xのみ予約開始が10月27日、発売日が11月3日、その他のモデルは9月15日予約開始、9月22日発売となる。

■大きな変更点がないように見えるiPhone 8 差別化が難しいように見えるiPhone 8 Plus

iPhone 8は、激変してしまったiPhone Xと比較すると、どちらかといえばおとなしい進化にとどまっている。もちろんワイヤレス充電の新搭載や、全スマートフォン中最速と思われるA11を搭載しており、省電力化によって既存モデルと同等の駆動時間を実現しているため、技術的な進化はしっかりと果たしている。

またデザインのコンセプトは変わらないものの、背面に強化ガラスを用いているため、印象は大きく変わっている。技術的な部分はAndroid機では実現されていたものも多いため、いじわるな見方をすれば「iPhoneがやっと追いついた」と言える。

技術的にはAndroidが先行している部分が多いのは事実であり、それが搭載されていないiPhoneユーザは「そんな機能は要らない」と主張するが、いざそれがiPhoneに搭載されたら歓迎するという図式は、今も昔も変わらないものがある。

Plusモデルは、スタンダードモデルよりも大きなディスプレイ、高性能なカメラ、大きな筐体(それから生まれるバッテリ駆動時間の長さ)などで差別化されていた。

もちろん価格も高いのだが、4.7インチというスタンダードモデルの画面サイズは他のAndroid機と比べると小さく、ディスプレイの小ささというデメリット(小さいことが必ずしもデメリットとは言えないが)を埋める存在でもPlusモデルの存在意義はあったと言ってもいい。ところが今回はさらに高性能で画面サイズが大きいiPhone Xがあり、価格差は2万円少しあるものの、筐体サイズは逆に小さくなるという事になる。この部分をどうユーザが考えるかが注目である。(ZUU online編集部)

最終更新:9月13日(水)11時50分

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