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株式明日の戦略-欧米株が日本株の支えに

8月23日(水)20時50分配信 トレーダーズ・ウェブ

一時19500円台回復も買い続かず、ここからは欧米株が日本株の支えに

 23日の日経平均は6日ぶりに反発。序盤は欧米株高やドル円の円高一服を好感し、幅広い銘柄に買いが先行した。一方、トランプ米大統領がメキシコとの国境に壁を建設するなどの認識を示したことで円が強含み上げ幅を縮小。また、ジャクソンホールでのドラギ、イエレン氏の講演に注目が集まっており、積極的な売買は見送られた。そのなかで、好業績株を物色する動きがみられ、キーエンスやSMCなどが年初来高値を更新した。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり1044/値下がり842と買いが優勢。月次好調のニトリHDが大幅上昇。半導体事業の売却進展期待から東芝が強い動きとなった。連日騰勢を強めるMIPOXが大商いで年初来高値を更新。月次好調と新ブランド発表が好感されたジーンズメイトがストップ高まで買われ、堀田丸正やぱどなどRIZAP傘下の銘柄などにも期待買いが入った。一方、公募による新株発行などが嫌気されたアインHDが大幅安。証券会社が目標株価を引き下げたあいHDが軟調に推移した。全体株高で物色の幅が広がる中、直近で強い動きを見せていたペッパーフードや小田原エンジ、エヌエフ回路などは利益確定売りが加速した。

 日経平均は前場の伸び悩みを受けて後場に下を試したものの、19400円割れ手前で下げ止まり、その後は落ち着いた動きが続いた。日本株のモメンタムは弱いが、この先は欧米株が立ち直ることで底上げされる展開になると考える。ドラギ・イエレン両氏が出席するジャクソンホール会合が注目されるが、この2人の発言が欧米株の急落を招くとは到底考えづらい。そもそも経済シンポジウムであることから、金融政策に対して踏み込んだ発言はないとの見方も多く、これを受けて動きがあるとすれば、両氏の発言をマーケットが好意的に受け止め、漠然と漂う不安感が払しょくされる展開となる可能性が高い。またそうなれば、日経平均は場中は相変わらず小動きが続いたとしても、海外要因を受けてギャップダウンよりもギャップアップで始まる日が増えることで、下がらない地合いになると予想する。ただ、日本株の本格的な上昇には、売買代金の増加や、陽線をつける日が増えるなど、場中に強い動きが多く出てくることが必要。今のところその兆しは見えず、幕合いつなぎ的な中小型株物色が続くと考える。

最終更新:8月23日(水)20時50分

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