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<話題>半導体関連株に戻りが散見

8月18日(金)18時06分配信 モーニングスター

現在値
SUMCO 1,741 +8
関電化 1,125 -19
日精線 920 -16
ディスコ 22,750 +120
 足もとで半導体関連株に堅調な推移が散見される。象徴的な銘柄はSUMCO <3436> だろう。8日に発表した17年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結業績は、売上高1240億円(前年同期比20.1%増)、営業利益173億円(同2.8倍)と大幅増収・増益を達成。300ミリウェーハは、スマートフォンの高機能化や、データセンターにおける通信量の増加を背景に需給のひっ迫状態が継続。200ミリ以下の小口径ウェーハも、マクロ経済の回復とともに、従来けん引していた自動車向けだけでなく、産業・IoT等の需要拡大により需給はひっ迫した。

 これを踏まえ会社側は、第3四半期累計(1-9月)に売上高1899億円(前年同期比22.2%増)、営業利益278億円(同3.2倍)と伸びの加速を見込み、同時に、特に需給のひっ迫が予測され、同社が高い市場シェアをもつ最先端半導体用高精度ウェーハについて、その供給責任を果たすべく、長期販売契約に基づいて19年12月期上期をメドに月産11万枚の増強投資を伊万里工場(佐賀県)で行うと発表した。

 しかし、翌9日に株価は急落。日経平均株価が大幅安となった側面もあるが、いったん好材料出尽くしとなった格好。設備増強による需給悪化への懸念も生じたかも知れない。ただし、同社のガイダンスによれば、300ミリについて第4四半期(10-12月)の価格は前年同期比20%強の改善を見込み、顧客が中長期的な調達懸念を強める中、複数の長期契約も締結しているとした。これを受けてか、ほどなく株価は戻りに転じている。
 こうした中、16日のマーケットでは、半導体・液晶用特殊ガスで世界トップクラスの製造能力と品質を誇る関東電化工業 <4047> が75円高の1133円で終え、約半年ぶりに1100円台を回復。半導体・液晶用特殊ガスのフィルターで圧倒的な国内シェアを持つ日本精線 <5659> は43円高の886円で3週ぶりに年初来高値を更新するなど、関連銘柄にも波及。18日は半導体、電子部品の切断、切削、研磨装置で世界トップのディスコ <6146> が6日続伸となるなど、半導体の生産数量増により恩恵を受ける、消耗品に関連した銘柄の動向は注目が怠れない。

提供:モーニングスター社

最終更新:8月18日(金)18時06分

モーニングスター

 

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