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朝鮮半島のポイント・オブ・ノーリターン

8月13日(日)20時58分配信 トレーダーズ・ウェブ

【※文末に執筆者名を追記します。】

 8月5日、国連安全保障理事会は、北朝鮮に対する新たな制裁決議を、中国とロシアを含む全会一致で採択した。北朝鮮が、7月4日の米独立記念日と朝鮮戦争休戦日(7月27日)の翌日7月28日に、大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験を断行したことに対する過去最大規模の経済制裁となる。ヘイリー米国連大使は、「北朝鮮の輸出総額30億ドルの3分の1を減らす効果があり、単独では北朝鮮に対する過去最大の包括的な経済制裁だ」と述べた。

 1941年8月、米国は日本に対して資産凍結と石油禁輸措置を発動した。日本は、約4カ月後の12月8日に真珠湾を攻撃し、対米開戦に踏み切った。


■ 米国
 8月8日、トランプ米大統領は、夏休みで滞在していたゴルフ場で、「北朝鮮にとって最善の策は、これ以上アメリカを脅さないことだ。世界が見たこともないような『炎と怒り』に直面するだろう。米国の核兵器はかつてなく強力だ」と、北朝鮮に警告を発した。
この発言は、当初、トルーマン米大統領が1945年8月6日に広島に原爆を投下したことを表明した時の発言「人類が見たこともない・・」を彷彿とさせたことで、トランプ政権が北朝鮮への軍事攻撃を決断したのではないか、との警戒感が高まった。しかし、ニューヨークタイムズ紙は、「炎と怒り」発言はトランプ政権の総意を反映した計画的なものではなく、その場での即興的な発言だったと報じた。


■ 北朝鮮
 8月9日、朝鮮人民軍戦略軍司令官は、中距離弾道ミサイル「火星12」4発を、日本の上空を通過させてグアム沖30-40キロの海上に撃ち込むことを検討しており、この計画を8月中旬までに完成させて、発射待機態勢で命令を待つと表明した。


■ 8月から9月までの予定
・8月4-21日:トランプ米大統領夏休み
・8月21-31日:米韓合同軍事演習
(※第5空母打撃群ロナルド・レーガンと第1空母打撃群カール・ビンソンが参加予定)
・8月21日:北朝鮮による6回目の核実験実施が警戒されている日
・8月22日:新月(※湾岸戦争など戦争開戦になりやすい日)
・9月9日:「共和国創建日」※6回目の核実験が警戒されている日

(山下)

最終更新:8月13日(日)21時08分

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