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新興市場展望=一段安が来るのか・・・―新興市場に警戒感高まる、ミクシィ、じげんなど決算発表

8月5日(土)8時11分配信 モーニングスター

現在値
ミクシィ 5,790 +10
UTグルプ 1,992 -4
アエリア 2,605 -49
シェアT 2,092 -108
セプテニH 285 -1
 新興市場に下値不安が高まっている。マザーズ指数は25日移動平均線と75日線を相次いで割り込んでおり、一段安への懸念をぬぐえないままにいる。来週も決算発表シーズンで個別では激しい値動きとなる銘柄が続出しそうだが、新興市場は全般の下値不安も抱えており、神経質な展開となっていきそうだ。

 マザーズ指数は7月28日に25日線を割り込み、8月1日には45ポイント安となって75日線も一気に下回ってしまった。中核的存在だったアエリア <3758> やアンジェス <4563> が厳しい下げに見舞われており、投資家心理が悪化。メタップス <6172> やプレシジョン・システム・サイエンス(PSS) <7707> 、ジャスダックでもフェローテックホールディングス <6890> 、セプテーニ・ホールディングス <4293> などが下値模索となっている。これらの軟調展開で成績を悪化させた投資家は多く、一段安への警戒感も高まっている。

 来週はその警戒感を抱えながらの相場展開であり、神経質な地合いが継続するだろう。3日にIPO(新規上場)したシェアリングテクノロジー(シェアRT) <3989> の初値形成後の下値模索などは、現在の投資家心理の悪さを示している。新興市場は戦いにくい状況が続くだろうが、投資家の多くが警戒感を強めていて、現状を楽観視していないことから、このあたりが「陰の極」となり、下値買いの好機が到来する可能性もある。

 来週は新興市場上場銘柄の決算発表が多く、8日のミクシィ <2121> やUTグループ <2146> 、ハーモニック・ドライブ・システムズ <6324> 、田中化学研究所 <4080> 、9日のじげん <3679> 、エン・ジャパン <4849> 、WASHハウス <6537> あたりはマークが必要そうだ。

 新興市場以外でも7日の楽天 <4755> 、ソフトバンクグループ <9984> 、9日のディー・エヌ・エー(=DeNA、2432)など新興市場に影響を与えそうな決算は多く予定されている。(小泉健太)

提供:モーニングスター社

最終更新:8月5日(土)8時11分

モーニングスター

 

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