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〔今週の株式相場見通し〕2万円前後で足踏み=買い手不在で上値重く

7月18日(火)7時09分配信 時事通信

 今週は東京株式市場全体の方向性を決める材料に乏しそうだ。日経平均株価は2万円前後での足踏みが続くとみられる。有力な買い手は見当たらず、日経平均の上値は重いだろう。
 先週は大型銘柄が総じて小動きに終始し、日経平均株価は2万0023~2万0200円の狭い範囲に収まった。米ダウ工業株30種平均が史上最高値圏に上昇したが、東京市場では買いに慎重な雰囲気が強く、日経平均は6月20日に付けた今年最高値(2万0230円41銭)を更新できなかった。
 今週は20日に欧州中央銀行(ECB)が定例理事会を開催する。ドラギ総裁が資産買い入れの縮小など金融緩和政策の「出口」について、踏み込んだ発言をすれば、「欧州に投機マネーが還流する」(国内運用会社)との連想から、東京市場での株安要因になりそうだ。
 一方、日銀が19、20日に金融政策決定会合を開くが、現行のマイナス金利政策の維持が見込まれ、株式市場では材料視されていない。
 市場関係者が懸念するのは売買高の減少。東証1部の売買代金は12~14日の3営業日連続で2兆円を下回った。株式市場では「売買代金が減少する局面では、株価は上昇しにくい」(中堅証券)と受け止められている。「相場の下落した日に上場投資信託(ETF)を購入する日銀以外に目立った買い手がいない」(別の中堅証券)こともあり、米国株高や為替の円安・ドル高など投資環境が改善しても、日経平均の上げ幅は限られるだろう。(了)

最終更新:7月18日(火)9時27分

時事通信

 

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