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明日の戦略-2万円回復でリスク許容度高まる、新興市場は一段と賑わうか

6月19日(月)16時54分配信 トレーダーズ・ウェブ

 19日の日経平均は続伸。ダウ平均が最高値を更新したことやドル円相場が111円台で落ち着いた動きとなったことから、6営業日ぶりに終値で2万円を回復した。一方、手掛かり材料に乏しく、東証1部の売買代金は、概算で1兆9800億円と5/30以来の2兆円割れ。ソニーや任天堂が後場一段高となったほか、大成建や大林組などゼネコンも年初来高値を更新。半面、タカタがストップ安比例配分となったほか、野村不HDは13%を超える大幅下落。自動車株や保険株の下げが目立った。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり1414/値下がり508と買いが優勢。自己株取得を発表したゼリア新薬や、株式分割を発表した東祥が大幅上昇。ヤーマンやLifullが証券会社のリポートを手がかりに買いを集めた。宅配ボックスの発売を発表したナカバヤシが急伸し、アルファCoやダイケンなど関連銘柄にも買いが波及した。また、GNIやシンバイオなどバイオ関連の一角が商いを集めて値を飛ばした。一方、コンテナ船とイージス艦の衝突事故に絡み、日本郵船が売られる展開。証券会社が目標株価を引き下げた西松屋チェーンが軟調となった。先週に高い初値をつけたビーブレイクは、きょうは一転大幅安となった。

 日経平均は終日買いの勢いが衰えず、終値で2万円台を回復した。先週末の米国株がまちまちの割には指数の動きは強かった。今の日本株にとって下押し材料があるとすれば、円高と米国株の変調が挙げられる。ただ、為替に関しては、先週のFOMCで年内の金融引き締めの可能性も示され、当該イベント近辺で円高が一服した。そして米国株は、ホールフーズの買収を発表したアマゾンが大きく上昇し、直近で売られていた主力ハイテク株も、材料さえあればしっかり買いが入るということを市場に見せつけた。これらの動きが「クラッシュの可能性は低い」との見方を強めており、投資家のリスク許容度が高まっている。今週は国内、海外とも材料難だが、大きく下げる材料もないとのポジティブな見方が支配的となりそうだ。このような局面では、テーマ株やモメンタムの強い銘柄などが過熱感を伴いながらも強い動きを続けると予想する。総じて上がるというよりは、跳ねる銘柄が多く出てきて相場をけん引するという動きとなりやすいため、動きの軽い新興市場の選好が一段と強まると考える。
小松

最終更新:6月19日(月)16時54分

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