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新興市場展望=外部環境不安定も下値買い意欲旺盛―切り口はゲーム、好業績、直近IPO

5月20日(土)8時06分配信 モーニングスター

現在値
ミクシィ 6,870 -10
TKP 15,050 -150
ドリコム 1,845 +68
アカツキ 6,280 +110
エディア 3,545 +50
 18日は突然の米国株安と為替市場の円高に脅かされ、目前に迫っていた日経平均株価の2万円回復が遠のいている。ただ、東京市場は上昇トレンドを崩しておらず、投資家心理もそこまで悪化していない。下値買い意欲も強い。

 マザーズ指数は1050-1070ポイントのレンジで推移。18日は全般相場に連動して大きく下げたものの、1050ポイント割れ水準では積極的な買いが入っている。

 このところ強さの目立つミクシィ <2121> は高値圏で頑強な値動き。18日も5日移動平均線を割り込まずに推移しており、信用売り残の積み上がりも注目される状況。いわゆる踏み上げ相場を期待するほどの仮需の厚みはないものの、買い長銘柄の多い新興市場上場銘柄の中では目立つ存在となっている。

 ソーシャルゲーム株ではドリコム <3793> やアカツキ <3932> なども力強い足どりで、軽量株ではカーナビアプリから派生した仮称「MAPLUS++」の発表を機に騰勢を強めるエディア <3935> が目立っている。外部要因が不安定な中でも影響を受けづらい銘柄群であり、来週もマークしておく必要がありそうだ。

 ジャスダックでは好業績銘柄を再評価する動きが加速しており、ネット転職支援のエン・ジャパン <4849> や有機EL(エレクトロ・ルミネッセンス)関連の平田機工 <6258> 、プリント基板製造のメイコー <6787> あたりが上値を追っている。

 直近上場銘柄では貸会議室のティーケーピー(TKP) <3479> や産業機械マニュアルのグレイステクノロジー <6541> が強い。6月IPO(新規上場)案件の承認が始まったものの、小粒案件ばかりでこれらの銘柄ように上場後に売買代金を伴った活躍が期待しにくい。IPO空白期の代替的な人気だけではなく、しっかりと実態を評価されている動きだ。

 指数は一部の銘柄の動向や外部環境にも影響を受けるが、個別物色はまた別。これらのキーワードに乗った銘柄選別で勝機を見いだしていきたい。(小泉健太)

提供:モーニングスター社

最終更新:5月20日(土)8時06分

モーニングスター

 

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