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来週の日本株の読み筋=堅調展開か、外部環境が落ち着き好業績株物色の継続も

5月2日(火)18時25分配信 モーニングスター

 来週(8-12日)の東京株式市場で、主要指数は堅調展開か。外部環境は落ち着きつつあり、好業績株物色が継続し、指数を下支えするとみられる。市場では、「あくまでも為替次第だが、連休中に海外要因で波乱がなければ、上昇相場の延長が期待されよう」(準大手証券)との声が聞かれる。

 連休後半戦(3-7日)は2-3日開催のFOMC(米連邦公開市場委員会)や週末5日の米4月雇用統計など重要イベントが相次ぐが、「無難に乗り切り、ゴールデンウイーク明けも堅調だろう」(中堅証券)との見方は多い。7日には、仏大統領選の決選投票が行われるが、4月28日発表の世論調査によると、親EU(欧州連合)で中道派のマクロン候補が、反EUで極右政党・国民戦線のルペン候補を抑えて優勢を保っており、順当に行けばフランスのEU離脱は回避され、金融市場の安定化につながる。加えて、トランプ米大統領が北朝鮮の金正恩委員長と「適切であれば会談するだろう」と述べたと伝わっており、北朝鮮情勢の警戒感も一時に比べて後退している。

 一方、17年3月期決算は12日がピークで、週末に向けて決算ラッシュとなる。「半導体業界を中心に業績は良好であり、業績への期待感が株高につながっている」(前出の中堅証券)面は注目される。好業績株物色を背景に2日の日経平均株価は1万9445円(前日比135円高)と続伸し、3月13日の年初来高値1万9633円を視野に入れている。滞留期間が長い価格帯で戻り売りが出やすい水準でもあり、売り圧力を吸収し、市場エネルギーが拡大するかどうかもポイントになろう。

 なお、スケジュール面では、国内で10日にの日銀金融政策決定会合の「主な意見」(4月26-27日開催分)、11日に3月国際収支、4月景気ウォチャー調査が発表される。海外では、8日に中国4月貿易収支、9日に韓国大統領選、10日に中国4月消費者・生産者物価、11-13日にイタリアでG7財務相・中央銀行総裁会議、12日に米4月小売売上高などが予定されている。

提供:モーニングスター社

最終更新:5月2日(火)18時25分

モーニングスター

 

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