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「福の神の取材日記」~あの企業の核心に迫る~(47)=プレミアムW(2)

4月18日(火)14時12分配信 モーニングスター

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 「相場の福の神」として活躍するSBI証券投資調査部シニアマーケットアナリストの藤本誠之氏が注目企業の社長にインタビューし、その会社の核心に迫るシリーズ。今回はプレミアムウォーターホールディングス(プレミアムW) <2588> の萩尾陽平社長です。
 (1)からつづく

 ――現在の事業の問題点には何がありますか。

 「当社、さらには当業界だけの問題ではありませんが、今後、物流に関するコストが増加することは避けられそうにありません。ただ、このことは社会問題になっているうえ、地域によって送料が違うなど当社の顧客は送料についてコスト意識があるため、物流コスト増に対応した価格変更も理解していただけると思います。また、いずれは水配送用の宅配ボックスのようなものを用意することも考えています」

 ――将来的な事業展開の考えを聞かせてください。

 「ウオーター業界の各社はどこも、水源開発、工場建設、物流、広報・宣伝などを行っており、それぞれ経費が掛かっています。ウオーター連合といったものを組織し、こうしたことを共同でできるようになれば、コストが大きく削減できるでしょう。特に『ウオーター業界の物流会社』はニーズが大きいのではないでしょうか」

 「一方、日本には豊かな天然水があり、当社に対し水源開発のアプローチが数多くあります。契約件数が安定的に増加しているため、今後も計画的に、水源開発、工場建設なども実施していく予定です。また、現在、ミネラルウオーターは飲料水としての利用が中心ですが、コーヒーや紅茶用として、さらには料理用としても、おいしい水の利用を広めていきたいと考えています。日本の水は世界的に見ても安心、安全で、おいしく、将来的には海外展開したいとの考えもあります」

【相場の福の神チェック】

<健全な赤字>

 同社は赤字が続いていますが、その間も売上高は急拡大しています。目先の収益改善でなく、3年契約で将来の収益拡大の基盤となる新規顧客獲得に注力、ウオーターサーバー事業でナンバーワンの顧客数を持ち、安定的な収益基盤を構築することを優先しているからです。まさに「健全な赤字」と言えると思います。じっくりと、中・長期投資することが可能な投資家にとっては、目先の赤字は大きな投資チャンスになりそうです。

提供:モーニングスター社

最終更新:4月18日(火)14時12分

モーニングスター

 

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