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<話題>新年度から変わること―都市ガス自由化、改正FIT、エコカー減税など

4月1日(土)8時16分配信 モーニングスター

現在値
国際帝石 1,052 +1.5
コカEJ 2,614 ---
JXTGH 486.2 -0.2
東芝 208.2 +0.9
日産自 1,045 +9
 きょうから新しい年度だ。

 東芝 <6502> から半導体事業が分社されて「東芝メモリ」が誕生。日産自 <7201> はカルロス・ゴーン会長が社長職を退く。富士重工業はSUBARU <7270> に名を変え、JXは東燃ゼネラル石油と経営統合してJXTGホールディングス <5020> に、コカ・コーラウエストはコカ・コーラ セントラル ジャパンと経営統合し、コカコーラボトラーズジャパン <2580> となる。

 制度面では、都市ガスの小売事業が全面自由化される。工場や商業施設などの大口需要家向けの販売は自由化されているが、家庭用や小口業務用も自由化される見通し。市場規模は2兆円超と言われ、電力自由化のように参入企業が増えれば価格競争によるガス料金の引き下げやサービス向上に期待できそう。

 関連銘柄は、岩谷産 <8088> 、KDDI <9433> 、三井物産 <8031> 、三菱商 <8058> 、国際帝石 <1605> 、三愛石 <8097> 、エアウォーター <4088> 、鋳鉄管 <5612> 、美樹工業 <1718> 、協和日成 <1981> など。

 再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度(FIT)も大きく変わる。特に太陽光発電は買い取り価格が高かったため参入事業者が急増。買い取り総額が約1.8兆円に達し、国民負担も大きくなっていた。新制度は太陽光に偏らず、バランスの取れた再生可能エネルギーの導入やコスト効率的な導入を促す。太陽光以外の再生可能エネルギー関連銘柄は、日鉄鉱 <1515> 、新日科学 <2395> 、鉱研工業 <6297> 、横田製作所 <6248> 、酉島製 <6363> 、シンフォニア <6507> 、西芝電機 <6591> などがある。

 エコカー減税は、燃費基準が低い自動車は取得税や重量税の減税対象外となり、従来の基準で燃費基準が高かった自動車も減税率が少なくなる。EV(電気自動車)は変わらず、これまで通り重量税は免除され、取得税もかからない。自動車は維持費が高く、こうした減税措置がEVへの関心をより高める一因にもなるため、将来的に自動車はEVが主体になるだろう。

 テクノアルファ <3089> 、田中化研 <4080> 、富士電機 <6504> 、明電舎 <6508> 、GSユアサ <6674> 、アルバック <6728> 、Wスコープ <6619> 、トヨタ <7203> 、日産自 <7201> などが関連銘柄として挙げられる。

 また、国による給付型奨学金が一部で先行実施される。低所得者を中心に返済の必要のない奨学金を給付するもので、本年度は私立大学の下宿生や児童養護施設出身者などが対象。給付額は月2万-4万円で規模は大きくないが、アルバイトなどに割く時間を学業やサークル活動などに充てることもできる。本格的な開始は18年度となる。

提供:モーニングスター社

最終更新:4月1日(土)8時16分

モーニングスター

 

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