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4月の日本株の読み筋―年初から続くレンジ内の動きか=日経平均予想1万8500-1万9600円

3月31日(金)19時41分配信 モーニングスター

 日経平均株価予想レンジ:1万8500-1万9600円

 4月は、国内外で重要イベントが続くことから、内容を確認したいとの意識が先行し、日経平均株価は、年初からのレンジ内である1万8500円から1万9600円の範囲で推移しそうだ。ただ、23日にフランスで大統領選挙が実施される。反EU(欧州連合)を掲げるルペン氏の得票次第では、EUの構成に関し不透明感が高まり、リスク回避姿勢が強まり調整色が強まる可能性もある。

 米国株式市場は、引き続きトランプ米大統領の言動に左右される点には注意したい。同大統領は、議会承認の遅れから政策執行に十分な陣容を構えることができず、大統領令によって政策をカバーしている状況。早急な体制作りが求められるが、28日には17年暫定予算期限が、29日には大統領就任から100日間のハネムーン期間が終了する。オバマ前政権時には、大統領と議会が「ねじれ」の状況にあり暫定予算の編成をめぐり混乱が生じた。現政権は、議会との「ねじれ」を解消しているが、医療保険制度改革(オバマケア)の改正法案が与党内での対立で、議会に上程できなかったこともあり、楽観は禁物だろう。また、ハネムーン期間明けからは、従来に増してメディアが同大統領に対し攻勢を強める可能性も想定され、先行き警戒感につながるケースも否定できない。

 米国を基軸とする景気拡大傾向が期待されるなか、米国では利上げを織り込む形での緩やかな金利上昇が続くとみられる。「マイナス金利政策」を継続する日本との金利差拡大が見込まれ、ドル高・円安の動きが進みそうだ。また、月の後半あたりからは、17年3月期の決算や18年3月期の業績見通しなどに関する報道や、証券会社による業績見通しなどが明らかになるとみられ、円安や好業績への期待感を背景に、上値を取る動きもみられそうだ。

<主要スケジュール>
 3日 日銀短観、3月米ISM製造業景況指数
 4日 2月米貿易収支
 5日 3月米ADP雇用統計
 6日 米中首脳会談
 7日 3月米雇用統計
 12日 2月機械受注
 13日 4月ミシガン大学消費者信頼感指数
 14日 3月米小売売上高
 18日 ペンス米副大統領来日、3月米住宅着工・鉱工業生産
 20日 3月貿易収支、4月米フィラディルフィア連銀景況指数、G20(20カ国・地域)財務相・中央銀行総裁会議
 23日 仏大統領選挙第1回投票
 26日 日銀金融政策決定会合(27日まで)
 28日 3月失業率・消費者物価指数、1-3月米GDP(国内総生産)速報値、米17年暫定予算期限
 29日 EU首脳会議

提供:モーニングスター社

最終更新:3月31日(金)19時41分

モーニングスター

 

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