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来週の日本株の読み筋=材料に乏しく為替にらみの展開に

3月17日(金)18時00分配信 モーニングスター

 来週(21-24日)の東京株式市場は、買い上がる材料に乏しく、為替にらみの展開が続こう。

 現地15日のFOMC(米連邦公開市場委員会)でFRB(米連邦準備制度理事会)は事前予想通りに政策金利の引き上げを決定した。今後の利上げ回数の見通しに変化はなく、外国為替市場ではいったん円高が強まった。17-18日開催のG20(20カ国・地域)財務相・中央銀行総裁会議では、ムニューシン米財務長官の主張が注目され、為替相場にも影響を与える可能性がある。

 同氏は、16日のショイブレ独財務相との共同記者会見では、「ドルの長期的な強さが経済にとって最大の利益」とし、ドルをサポートする要因となったが、一方で通貨安競争回避のコミットメントを再確認する見通しとも伝えられている。一部では米トランプ政権の保護主義的な主張が声明に盛り込まれる可能性も指摘され、ドルの上値を重くする恐れがある。また、ドル・円の変動要因になり得る、23日のイエレンFRB議長講演への関心も高い。

 国内リスク要因としては、23日に学校法人「森友学園」問題をめぐり籠池泰典氏(学園理事長退任を表明)の証人喚問が行われる。大阪・豊中市の国有地が同法人に鑑定価格より低く売却された経緯や、安倍晋三首相からの寄付の有無などが焦点になり、注意しておく必要がある。

 このほか、スケジュール面では、国内で22日に2月貿易統計、1月30-31日開催の日銀金融政策決定会合議事要旨。海外では、21日に米16年10-12月期経常収支、22日に米2月中古住宅販売件数、23日に米2月新築住宅販売件数などが予定されている。

提供:モーニングスター社

最終更新:3月17日(金)18時00分

モーニングスター

 

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