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【これからの見通し】米FOMCとオランダ選を通過、ユーロ買い優勢に

3月16日(木)15時55分配信 KlugFXニュース

【これからの見通し】米FOMCとオランダ選を通過、ユーロ買い優勢に

 昨日は米FOMCとオランダ下院選の二大イベントが行われた。FOMCでは想定通りの利上げが発表された。注目の金利見通しでは、今回を含めて年3回の利上げペースが確認された。事前に4回の可能性が期待されていただけに、市場はドル売りに反応した。

 また、欧州ではオランダ下院選が実施された。結果はルッテ首相率いる与党自由民主党が勝利を収めた。極右政党・自由党は議席を伸ばしたものの、予想ほどは伸びず、第一党も成らず。ウィルダース自由党党首は敗北を認めた。この結果にユーロ買いに反応した。

 両イベントを通過して、ドル安・ユーロ高の両面からユーロドルは100ポイント超の上昇となり、東京市場でも1.07台に高止まりしている。一方、ドル円は114円台後半から113円台前半へと反落、113円割れは回避されての揉み合い。本日はこの流れにどの程度の調整が入るのか、再びドル安やユーロ高が再燃するのかどうか。イベント後の相場展開となる。

 株式市場は、米国の緩やかな利上げペースに安堵して堅調に推移。NY原油先物は49ドル台を回復と下げ渋り。リスク動向は改善しており、この点がドル円相場の下支えとなるかどうかが注目されそうだ。

 きょうは英国、スイス、トルコなどの金融政策が発表される。いずれも政策金利の据え置き予想で市場のコンセンサスが形成されている。英中銀に関しては、今回は政策金利・資産購入枠と声明が発表される。四半期インフレ報告や英中銀総裁会見は予定されていない。声明内容に上下のバイアスがみられれば素直に反応しそうだ。インフレ上昇と消費後退のバランスをどうみるのかがポイント。事前の思惑などでポンド相場は神経質な動きを見せる可能性がある。

 米国では、米新規失業保険申請件数(11日までの週)、米住宅着工件数(2月)、米住宅建築許可件数(2月)、フィラデルフィア連銀景況指数 (3月)などの経済指標が発表される。米予算教書の骨子が発表されるが、こちらは日本時間あす午前から昼に時間帯となる見込み。
 
みんかぶ「KlugFX」 松木秀明

最終更新:3月16日(木)15時55分

KlugFXニュース

 

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