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平成バブルを彷彿させる……。融資引き締めで不動産投資の今後は?

2月17日(金)18時22分配信 不動産投資の楽待

(写真© Orlando Florin Rosu-Fotolia)
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(写真© Orlando Florin Rosu-Fotolia)
こんにちは。築古大家トムです。

■平成バブルを彷彿

日本銀行の異次元緩和、そしてマイナス金利政策の導入により、各銀行は不動産向け融資を積極的に行うようになりました。担保物件や投資家の属性に多少の難があろうと、お金をジャブジャブと貸し付けてきました。

この結果、会社勤めの傍ら、不動産投資を始める人々が急激に増え「サラリーマン大家」という言葉もすっかり定着してきました。フルローン・オーバーローンで不動産投資を始めた人も少なくありません。物件の良し悪しだけでなく、いかに多くの融資を引き出すかということも不動産投資家の大きな関心を集めました。

多額のお金を借りて、不動産に投資する現象は、1990年前後の平成バブルを彷彿させます。

■銀行融資の潮目

昨年後半から銀行の融資姿勢に変化が出始めました。多くの方が融資審査のハードルが高くなっていることを実感されているのではないでしょうか。

以前であれば楽観的な見通しを示してくれた融資窓口が、今は悲観的な話しぶりに変わっています。金融庁が監視を強めていると言われるアパートローンだけにとどまらず、不動産投資全般への自制が感じられます。銀行融資の潮目が明らかに変わっているのです。

■融資引き締め

平成バブルは当時の大蔵省の行政指導「総量規制」という施策により、劇的な最後を迎えます。株・不動産の下落により多くの人が資産を失い、金融引き締めによる資金ショートで破綻した人は少なくありません。

平成バブル崩壊の弊害を目の当たりにした金融当局は今回、比較的早い段階で不動産向け融資の引き締めという手を打ってきました。アベノミクスによる株価上昇が不動産投資に波及し、不動産投資の過熱が株に波及する前に、不動産投資の冷却にかかったのです。

今回の引き締めは不動産にターゲットを絞ったものなので、経済全体への影響はそう大きくならないと見られていますが、不動産業界や不動産投資家には大きな打撃です。平成バブル後に見られたような不動産市場の混乱が心配されます。

※上記は、楽待新聞の実践大家コラムニスト、築古大家トムさんが執筆したコラムです。文章、写真、画像、イラストおよびデータ等上記記事は、執筆者の責任において作成されています。
築古大家トム

最終更新:2月17日(金)18時22分

不動産投資の楽待

 

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不動産投資の楽待

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