〔ロンドン外為〕円、154円台後半（24日正午）

　【ロンドン時事】24日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、日米金利差を意識した円売り・ドル買いが優勢となる中、1ドル＝154円台後半で弱含んだ。正午現在は154円88～98銭と、前日午後4時（154円75～85銭）比13銭の円安・ドル高。
　円は朝方に154円90銭台で推移した後、いったん154円70銭台まで上昇したが、すぐに売り戻された。ただ、日本政府・日銀による為替介入への警戒感が広がる中、新規の手掛かり材料にも乏しく、155円の節目を前にこう着状態が続いた。
　対ユーロは1ユーロ＝165円54～64銭（前日午後4時は165円56～66銭）と、02銭の円高・ユーロ安。ユーロの対ドル相場は1ユーロ＝1．0683～0693ドル（同1．0693～0703ドル）。
　ポンドは1ポンド＝1．2434～2444ドル（同1．2428～2438ドル）。スイス・フランは1ドル＝0．9137～9147フラン（同0．9097～9107フラン）。（了）