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〔今週の株式相場見通し〕高値もみ合い=為替にらみ方向感探る

3月21日(火)6時54分配信 時事通信

 今週の東京株式市場は、押し目買いと利益確定売りが交錯する形で、もみ合い展開が想定される。為替相場をにらみながら方向感を探りつつ、日経平均株価は1万9500円を挟んで上下200円程度の値動きとなりそうだ。
 先週は、米連邦公開市場委員会(FOMC)やオランダの下院選、20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議といった重要イベントを見極めようと、模様眺め気分が強まった。日経平均は週初に昨年来高値(1万9633円75銭)を付けたが、その後は上値の重さが目立った。
 今週は、投資意欲の停滞につながっていた重要イベントを通過することで、「投資マインドが前向きになる」(インターネット証券)と指摘されている。年度末が近づくにつれ、投資家の目は企業業績に移りやすい。昨年秋からのトランプ相場で進んだ円安により、2017年3月期業績の上方修正期待が高まっている。企業の株主還元姿勢も積極化している中で、「好業績で配当利回りの高い銘柄への買い意欲が強まる可能性が大きい」(大手証券)という。株価の下落局面では、押し目買いが下支えとなりそうだ。
 もっとも、日経平均を押し上げるには力不足か。業績の上方修正などは企業ごとの個別要因で、全般の底上げ的な動きになるには1ドル=120円を目指すような「基調的な円安の確認が必要になる」(インターネット証券)と指摘される。今週は2月の貿易統計や米国の住宅関連指標などが発表されるが、日米両国ともに金融政策を決める会合を終えた直後だけに、為替相場の変動を促す材料にはなりにくい。
 23日には、国有地を格安で取得した「森友学園」(大阪市)をめぐる証人喚問が実施される。政権への影響を見極める上で、投資家も関心を寄せている。(了)

最終更新:3月21日(火)9時27分

時事通信

 

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