ここから本文です

来週の東京外国為替市場見通し=FRB高官発言や森友学園問題を注視

3月17日(金)18時04分配信 モーニングスター

 予想レンジ:1ドル=111円50銭-115円00銭

 3月13-16日のドル・円相場は前週末から下落した。週初13日は主要な経済指標の発表がなく、14-15日にFOMC(米連邦公開市場委員会)を控えていることもあり、模様眺めでスタート。14日は年内4回の利上げ観測が浮上してドル・円は一時1ドル=115円台を回復。15日は、FOMCにおいて予想通りFF(フェデラルファンド)金利の誘導目標が0.75-1.00%へと0.25ポイント引き上げられたが、イエレンFRB(米連邦準備制度理事会)議長が年内の利上げ観測をあと2回としたことで、米10年債利回りが低下。ドル・円は1ドル=113円16銭まで下落する場面があった。16日はトランプ米大統領が議会に提出した予算案概要が若干の失望を呼び、1ドル=113円割れまで下げる局面があった。

 大型のイベントを通過した後は、イエレンFRB議長をはじめ複数のFRB高官の講演が控え、米利上げペースに対する思惑が米国株を左右する相場展開となりそう。

 一方日本では、大阪・豊中市の元の国有地をめぐる問題で、学校法人の森友学園の籠池理事長が23日に国会に証人喚問される見通し。この問題では与野党と対立が深まっている他、安倍政権への影響も出始めており、政局の不透明感がリスクオフにつながる可能性もあるため注意したい。

 米経済指標では2月鉱工業生産・設備稼働率、2月CB(コンファレンスボード)景気先行総合指数、3月ミシガン大学消費者マインド指数、そして2月中古住宅販売件数、2月新築住宅販売件数などに注目が集まる。

 ドル・円の予想レンジは1ドル=111円50銭-115円00銭としたい。イエレン議長が金融政策の判断材料として雇用を特に重視している点から、21-24日の週は幕間つなぎでドル・円はもみ合いとなりそう。

提供:モーニングスター社

最終更新:3月17日(金)18時04分

モーニングスター

 

【あわせて読みたい】

このカテゴリの前後のニュース

不動産投資コラム(楽待)

ヘッドライン