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確定申告で税金のクレジットカード納付が開始

2月27日(月)12時16分配信 あるじゃん(All About マネー)

◆税金でクレジットカード払いできる範囲が広くなる!

市区町村を中心に、税金をクレジットカードで支払える自治体は今でも多くあります。たとえば、東京都では自動車税、個人事業税、不動産取得税、(23区内にある)固定資産税・都市計画税・償却資産税などといった税目がクレジットカード払いに対応しています。

◆申告所得税、法人税、相続税などを中心に27税目

クレジットカード利用が可能な税目とカード会社(出典:国税クレジットカードお支払いサイトより)
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クレジットカード利用が可能な税目とカード会社(出典:国税クレジットカードお支払いサイトより)
ところが、今回は国税、つまり税務署が管轄する税目においてのクレジットカードでの税金納付が本格的に開始され、注目をあつめています。

利用できる税目は申告所得税、法人税、相続税といったところを中心で27税目、利用できるクレジットカードはVisa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、TS CUBIC CARDなど6カードとなっています(図参照)。

◆クレジットカード納付のメリットとは

では、現金納付とクレジットカード納付を比較した場合、クレジットカード納付のメリットとは何なのでしょうか? いくつかポイントをまとめてみました。

■金融機関等での待ち時間を省略できる
たとえば、確定申告の提出期限も原則3月15日ですが、納付期限もおなじく3月15日です。つまり、「税務署で申告手続きを」ということを想定した場合、同日に申告手続きと税金の納付を完了させなくてはいけないため、やきもきした人がいるはずです

■資金繰りに余裕がもてる
通常の確定申告のケースでいうと納税期限も原則3月15日ですが、クレジットカード納付を利用した場合、3月15日に通帳からお金が引き落とされるわけではありません。各自が利用しているクレジットカードの締め日や支払いのルールとなるため、最大で2ヶ月程度の支払いに余裕ができるという人もいるでしょう。また、いわゆる「リボ払い」等を活用することにより税金の分割納付が可能になります。資金繰りに余裕を持ちたい、という方にはこの方法も検討材料に入るでしょう。

■分割払いができる
クレジットカード納付は支出を平準化させたいという方にも便利です。3回、5回、6回、10回、12回という分割払にも対応しているほか、いわゆる「リボ払い」等を活用することによりキャッシュアウトの平準化が可能になります。資金繰りに余裕を持ちたい、という方にはこの方法も検討材料に入るでしょう。

◆クレジットカード納付のデメリットとは

一方で、クレジットカード納付を活用した場合のデメリットももちろんあります。こちらもポイントをまとめてみました。

■納付税額に応じた決済手数料がかかること
納税額に決済手数料をあわせた金額が納税者の実際の負担額となるということです。納税額が多額になる人は各種ポイントやマイルが貯まるということを楽しみにしているという方もいらっしゃるかもしれませんが、ポイントについては現行、国税庁が発表している「クレジットカード納付のQ&A」では「ポイントについてはカード会社の会員規約に基づきますので、カード裏面に記載されているカード会社へお問い合わせください」とされているので、納税額に応じた決済手数料と各種ポイントとの比較を検証してみる必要があります。納付税額を入力すると決済手数料が試算されるホームページがあるのでそちらを使ってみるのもいいかもしれません。

■クレジットカードを活用した納付税額は1000万円未満
これは国税庁がクレジットカード納付を行った場合の取り決め額なので、実際には各自が活用されているクレジットカードの決済可能額以下と1000万円未満のいずれか低い金額となるでしょう。

■領収証書は発行されない
ただし、納付手続き完了メールほか、クレジットカードの利用明細にその旨が記載されますのでそちらで確認することになります。ただし、「クレジットカード納付をしてから、納付済の納税証明書の発行が可能となるまで、3週間程度かかる場合がある」ということが国税庁ホームページに明記されてますので、たとえば、融資の申請などで「法人税の申告書と納税証明書の両方が必要」という場合にはそのタイムラグを頭に入れておく必要があります。

◆クレジットカード納付、手続きはどうする

では、実際にクレジットカード納付の手続きを行いたい場合にはどうすればいいのでしょうか。国税クレジットカードお支払いサイトというところで手続きすることになります。

利用規約の確認、納付情報の入力、クレジットカード情報の入力、手続き内容の確認、納付手続きの確認という流れとなります。

また、上記に紹介したほかに、

・クレジットカード納付は継続的な手続ではありませんので、その都度納付手続を行う必要があること
・納付手続の完了後、その納付手続により納付済となった国税については、納税の猶予等を受けることはできないこと

など、いわゆる小回りが利かない箇所が残されています。

しかし、上記の27税目のほか、加算税、延滞税等の附帯税の利用も可能とされています。したがって、そのつど、現金納付が有利か、クレジットカード納付が有利かを比較して、手続きの可否を選択すればいいのではないでしょうか。
All About ガイド:田中 卓也

最終更新:2月27日(月)12時16分

あるじゃん(All About マネー)

 

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