ここから本文です

市場の目=新興国にも「トランプラリー」の波か?

2月18日(土)4時18分配信 トレーダーズ・ウェブ

第一生命経済研究所 経済調査部 主席エコノミスト 西濵徹氏

新興国にも「トランプラリー」の波か? 米ドル相場の動きに沿ったものに過ぎない可能性も

 昨年11月の米大統領選を経て、国際金融市場では米国経済の拡大期待から米国に資金が回帰する流れが強まり、「トランプラリー」とも呼べる状況にある。他方、資金流出懸念がある新興国では調整模様が強まる一方、資源国ではOPEC減産などに伴う商品相場の底入れが金融市場を盛り上げている。また、先進国が相対的に盛り上がる一方で新興国市場は沈滞ムードが続いてきたが、年明け以降には底打ち感が出ている。世界経済を巡るファンダメンタルズの改善が進んでいることも金融市場を盛り上げている模様だ。

 ただし、「米国第一主義」を掲げるトランプ政権の動向には不透明感が多く、米ドル高進展に伴う新興国通貨安が輸出増の恩恵に繋がりにくい事態も懸念される。年明け以降の新興国市場の底打ちは米ドル高圧力が弱まっていることも影響していると考えられる。つまり、米ドル高期待を反映した米国への資金回帰が弱まり、相対的に高収益期待がある新興国に戻っただけともみえる。足下の世界経済は循環的な回復局面にあるが、新興国への「トランプラリー」が息の長いものとなるかは慎重な見極めが必要と言えよう。
関口

最終更新:2月18日(土)4時18分

トレーダーズ・ウェブ

 

情報提供元(外部サイト)

トレーダーズ・プレミアム

トレーダーズ・プレミアム

DZHフィナンシャルリサーチ

株式情報会員専用サービス
入会受付中

月額10,000円(税別)



IPO情報なら、無料でもご利用いただける
株式情報サイト『トレー ダーズ・ウェブ』がお勧め!

【あわせて読みたい】

このカテゴリの前後のニュース

不動産投資コラム(楽待)

ヘッドライン