ここから本文です

来週の東京外国為替市場見通し=米入国制限の行方やFOMC議事録に注目

2月17日(金)18時01分配信 モーニングスター

 予想レンジ:1ドル=111円00銭-115円00銭

 13-16日のドル・円相場は週前半に上昇したあと、下落した。週初13日は、週末に行われた日米首脳会談が無難に終わったとの見方から底固く推移した。14日は、マイケル・フリン米大統領補佐官の辞任が伝わると、リスクオフの円買いに傾いた。15日は米2月NY連銀製造業景気指数や米1月CPI(消費者物価指数)が好結果になると、ドル買い・円売りが優勢となった。16日にドル・円は下落。米金利が低下するなか、ドル売りが強まった。

 トランプ米大統領は16日、難民やイスラム圏7カ国からの入国制限に関する新たな大統領令に署名すると発表した。1月27日に署名された入国制限に関する大統領が修正されるとの見方が出ているが、内容の詳細については明らかになっていない。さらに混乱を引き起こす内容となれば、リスクオフからドル・円は下押しする可能性がある。一方で、入国制限が緩和されれば、ドル買いが出やすくなる。

 また、22日に公表される1月31日・2月1日開催のFOMC(米連邦公開市場委員会)議事録の内容にも注目したい。イエレンFRB(米連邦準備制度理事会)議長はタカ派的な姿勢を強めており、議事録の内容が早期利上げ観測につながるようなら、米金利上昇から、ドル買いに傾きそうだ。米経済指標の発表では、米1月中古住宅販売件数、米1月新築住宅販売件数と住宅関連の経済指標発表が控える。

 ドル・円は25日移動平均線の113円半ば、114円台後半には13週移動平均線が控えており、上値の抵抗として意識されそうだ。一方この水準を突破出来れば、下値支持線が増えることになる。上値めどは2月高値の115円、下値めどは111円とする。

提供:モーニングスター社

最終更新:2月17日(金)18時01分

モーニングスター

 

【あわせて読みたい】

このカテゴリの前後のニュース

不動産投資コラム(楽待)

ヘッドライン