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話題株ピックアップ【夕刊】(1):FDK、ローツェ、インベスC

2月16日(木)15時20分配信 株探ニュース

インベスC <日足> 「株探」多機能チャートより
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インベスC <日足> 「株探」多機能チャートより
現在値
インベスC 4,530 -255
富士紡HD 3,465 +20
住友化 638 +3
保土谷化 3,610 -60
出光興産 3,655 -10
■FDK <6955>  126円  +30 円 (+31.3%) ストップ高   本日終値
 FDK<6955>が大幅高。昨年12月22日以来の100円大台復帰を果たした。同社は15日、大容量のニッケル水素蓄電池「メガトワイセル」を開発したと発表、これが投機資金を呼び込む格好となった。同電池は拡大顕著な二次電池市場向けに開発されたもので、高安全性と優れた充放電特性を有し、大規模蓄電システムなどで長期間安全に使用することを可能としている。

■ローツェ <6323>  2,517円  +302 円 (+13.6%)  本日終値  東証1部 上昇率3位
 ローツェ<6323>が急騰。値幅制限上限の2715円近くまで上昇、昨年9月末につけた昨年来高値2509円を払拭して一気に新高値圏に躍り出た。半導体や液晶製造ライン向けにウエハーやガラス基板の搬送装置を手掛け、売上高の8割強を海外で占めるが、旺盛な設備投資需要を取り込み業績は絶好調に推移している。同社はきょう前場取引時間中、同社の韓国子会社が日本円にして約90億円の製品を一括受注したと発表、これを材料視する投機資金の流入を誘った格好だ。今回受注した製品についてはローツェの18年2月期の連結業績に反映される見通しとしている。

■インベスターズクラウド <1435>  4,785円  +540 円 (+12.7%)  本日終値  東証1部 上昇率4位
 インベスターズクラウド<1435>が大幅高で6連騰。昨年7月5日の高値4640円を上回り約7カ月半ぶりに昨年来高値を更新した。同社はアパート経営プラットフォームを展開、不動産投資型クラウドファンディングの需要好調で業績を飛躍させている。同社が9日取引終了後に発表した16年12月期連結決算は売上高が379億1500万円(前の期比76.2%増)、営業利益38億600万円(同2倍)という高変化をみせた。さらに17年12月期売上高は505億4000万円(前期比33.3%増)、営業利益は53億6000万円(同40.8%増)と引き続き高い伸びを見込んでいることで、その成長力の高さを評価した買いが続いている。市場では「同社株は民泊関連の一角としても注目されている。訪日客がホテルではなく民泊を使うケースが増えているとの観測があることや、政府が民泊制度化に関する新法いわゆる民泊法案を検討するなど民泊を全国的に解禁する構えにあることも追い風材料となっている」(国内準大手証券)という。また、「直近ではエース証券が同社株を投資判断“強気”で目標株価を9000円に引き上げたことも株高を後押ししている」(同)としていた。

■東洋ゴム工業 <5105>  1,662円  +177 円 (+11.9%)  本日終値  東証1部 上昇率5位
 東洋ゴム工業<5105>が連日の急騰。前日の午前11時に16年12月期連結決算を発表しており、その内容が引き続き評価された。前期の営業利益は前の期比22.2%減の493億1500万円、最終損益は子会社の免振ゴムのデータ偽装による交換工事の特損計上もあり122億6000万円の赤字だった。市場では前期営業利益を450億円前後とみていたが、この予想を上回った。また、会社側では17年12月期業績は営業利益が前期比4.7%減の470億円、最終損益は250億円への黒字転換を見込んでいる。今期営業利益も市場予想(420億円前後)を上回っているほか、免振ゴム関連費用の引き当てはピークを越えたとの見方が強まっている。

■DACHD <6534>  1,275円  +71 円 (+5.9%)  本日終値
 D.A.コンソーシアムホールディングス<6534>が新値追い。同社は15日、LINEビジネスコネクト対応ソリューション「DialogOne」が、東京都渋谷区の子育て支援サービスに採用されたと発表。これを受けて、さらなる採用拡大などが期待されているようだ。DialogOneは、広告主が保有する顧客情報とLINEのアカウント情報などを掛け合わせ、LINE公式アカウントをより高度に活用することができるメッセージングサービス管理ソリューション。渋谷区では、区内在住の子育て世帯向けに、LINEを通じて住んでいるエリアや子供の年齢にあわせた行政サービス情報を発信する。

■富士紡ホールディングス <3104>  3,445円  +160 円 (+4.9%)  本日終値
 富士紡ホールディングス<3104>が続伸。同社は綿紡績の老舗だが、多角化を推進し精密加工用研磨材が利益の中軸を担う。この研磨材がスマートフォン向けなどに活性化する半導体需要の拡大を受けて好調、17年3月期は前期比77%営業増益と急拡大する見通しだ。なお、16年4~12月時点の営業利益進捗率は95%に達しており、一段の上方修正期待も漂う。株価は1月末を境に大きく調整したが、時価は値ごろ感からリバウンド狙いの買いを引き寄せているもよう。PER9倍台と割安で、株式需給面でも信用買い残が薄く戻り足は軽い。

■出光興産 <5019>  3,665円  +125 円 (+3.5%)  本日終値
 出光興産<5019>が5日続伸で約3週間ぶりに昨年来高値を更新、住友化学<4005>、保土谷化学工業<4112>、ワイエイシイ<6298>なども上昇したほか、前日までの2日間で株価を約1000円切り上げたアルバック<6728>も利益確定売りをこなししっかり、有機EL関連株への継続的な資金流入が続いている。特定の有機物に電圧をかけると発光する有機ELは、ポスト液晶を担う次世代ディスプレーとしてのポジションをほぼ固めており、今秋にも投入される米アップルの「iPhone8」では初の有機EL採用が見込まれるなどで市場急拡大の兆しにある。2017年のスマートフォン用パネルに占める比率は液晶が7割強、有機ELが3割弱と予測されているが、急速に台頭する中国スマホメーカーの有機EL採用が進捗しているほか、iPhoneの次世代機種も採用となれば、この構成は有機EL増勢へと漸次変化を遂げていくことになる。また、テレビ向けでも有機ELの存在感がにわかに高まる方向にある。これまでは韓国LGが圧倒的シェアを有していたが、日本の大手電機メーカーも、画像が鮮明な大型有機ELテレビの発売に相次いで動き出していることで、市場が活性化する公算が大きくなっている。昨年12月に有機EL事業会社のJOLEDの子会社化に踏み切ったジャパンディスプレイ<6740>や、台湾・鴻海精密工業傘下で経営立て直しを図っているシャープ<6753>なども交え、関連銘柄へのマーケットの視線は今後一段と熱気を帯びることになりそうだ。

■ジェイエイシ <2124>  1,476円  +37 円 (+2.6%)  本日終値
 15日、人材紹介事業を展開するジェイエイシーリクルートメント <2124> が月次売上高を発表。17年12月期の初月となる1月の売上高は前年同月比23.5%増と好調なスタートを切ったことが買い材料視された。昨年7月から7ヵ月連続で2ケタ増収を達成した。旺盛な求人需要を背景に、専門性の高い人材紹介の成約が伸びている。今期は前期比18.6%増収、同6.4%の経常増益を見込む。

■ジオスター <5282>  1,024円  +24 円 (+2.4%)  本日終値
 ジオスター<5282>が3日続伸と上値慕いの動きを続けている。ここ上昇基調が鮮明で2月に入ってからきょうまでの12営業日で下げた日はわずか1日間のみ。同社は道路や鉄道向けなどにコンクリート2次製品を手掛けており、特にトンネルの内壁材であるセグメントで国内トップシェアを誇る。都市再開発に絡む大深度地下工事が活発化、トンネル工事の増勢に合わせて、セグメント需要が喚起されている。東京外郭環状道路で既に大型案件を受注しているほか、「横浜地区でも横浜環状南線、相鉄・東急直通線などの複数のトンネル工事が計画され大量のセグメントが必要となる」(国内中堅証券)ことから商機拡大が指摘されている。そして、何といっても世紀のビッグプロジェクトであるリニア中央新幹線では2027年に品川―名古屋間285キロメートルを結ぶ計画にあるが、その86%に相当する245キロメートルはトンネルで占められており、中期的にも同社の収益環境に吹く追い風は強いとみられている。17年3月期業績は2回にわたる上方修正を行っており、営業利益段階で期初計画の16億5000万円は27億1000万円まで増額された。「18年3月期は32億円前後まで拡大する」(同)との試算も出ており、さらなる株価の水準訂正余地を指摘する声も強い。

■アサヒ <2502>  4,001円  +79 円 (+2.0%)  本日終値
 アサヒグループホールディングス<2502>は堅調な動き。15日の取引終了後、17年12月期の連結業績予想を発表しており、売上高1兆8200億円(前期比6.6%増)、営業利益1460億円(同6.7%増)、純利益960億円(同7.6%増)と連続営業最高益を見込んでいることが好感されている既存事業が好調に推移していることに加えて、昨年10月に買収した西欧事業がフルに寄与する見通し。また、年間配当予想を前期比6円増の60円とし10期連続増配を予定していることも好材料視されているようだ。なお、16年12月期決算は、売上高1兆7069億100万円(前の期比1.0%増)、営業利益1368億8900万円(同41.7%増)、純利益892億2100万円(同17.8%増)だった。

株探ニュース

最終更新:2月16日(木)17時43分

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