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2017年“仮想通貨法”施行、「フィンテック」関連株は本格飛翔へ <株探トップ特集>

1月12日(木)20時00分配信 株探ニュース

リミックス <日足> 「株探」多機能チャートより
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リミックス <日足> 「株探」多機能チャートより
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SJI 84 -4
セレス 1,718 -33
GMOペイ 5,230 -160
オウケイW 527 +14
リミックス 198 -7
―改正資金決済法施行で仮想通貨に貨幣の“お墨付き”、市場急拡大へ―

 17年は「フィンテック相場」が全開へ――。新年相場の幕は切って落とされたが、今年の有力テーマに挙げられているのが、金融にIT技術を活用する「フィンテック 」だ。昨年は、仮想通貨の「ビットコイン」やその基礎技術である「ブロックチェーン」が市場の関心を集めた。今年はこれらフィンテックの最先端分野が日常生活に入り込み始め、その市場は一気に拡大しそうだ。

●新年早々、ビットコイン価格は過去最高値更新

 新年早々に金融関係者の高い関心を集めたのが、 仮想通貨「ビットコイン」の価格急伸だ。1ビットコインの価格は1月5日に一時、15万円を突破し、最高値を更新した。この背景には、中国人民元の下落を警戒する中国人によるビットコインへの買いが流入したとの見方が出ている。足もとで人民元安が進むなか、通貨安リスクをヘッジすることを目的とした、中国人によるビットコインへの買いが価格急伸の要因となった様子だ。また、日本でのビットコインの1日当たりの取引量は600億円を超えるなど市場は急速に拡大している。ただ、中国の規制強化もありビットコイン価格は8万円台へ急落している。

●仮想通貨は「貨幣」として“お墨付き”に

 こうしたなか、17年は日本にとってビットコインなどの仮想通貨を含む「フィンテック関連株」が本格評価されそうだ。とりわけ、その大きなポイントとなるのが、仮想通貨法である「改正資金決済法」が施行されることだ。

 昨年5月に成立した改正資金決済法は、今春にも施行される見通しであり、市場では4月頃の施行を見込んだ動きが出ている。同法は、仮想通貨の取引所を登録制としたほか、口座開設時の本人確認などが義務付けられた。その一方、同法の成立によりビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨は「貨幣」としてのお墨付きを得た。

 取引所を登録制としたのは、14年にビットコイン取引所「マウントゴックス」で発生した預かり金消失のような事件が起こるリスクを減らすことが目的とされている。いまのところ、日本では仮想通貨を支払いに使える店舗などは限られるが、「仮想通貨が決済手段として認められる意味は大きい」(市場関係者)とみられる。

●「MUFGコイン」や「みずほマネー」登場に期待感も

 加えて、見逃せないことは三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306> が17年度中に独自の仮想通貨「MUFGコイン」を一般向けに発行する方針を固めたと報じられていることだ。みずほフィナンシャルグループ <8411> も仮想通貨「みずほマネー」の実証実験に着手したと伝えられており、大手銀行が仮想通貨に乗り出すことは、関連市場拡大の大きなきっかけになりそうだ。

●ビットコインやブロックチェーン関連株が再脚光

 こうしたなか仮想通貨関連株にはどんな動きが出ているのだろうか。仮想通貨関連として注目を集めるセレス <3696> は、ビットコイン取引所最大手の「ビットフライヤー」や同取引所の「coincheck」を運営するレジュプレスと業務提携している。セレスはスマホ向けポイントサイト「モッピー」などを運営しているが、そのポイントはビットコインと交換可能で、仮想通貨の普及は追い風となる。

 リミックスポイント <3825> [東証M]は、子会社ビットポイントジャパンが仮想通貨交換事業への新規参入を支援するほか、大口OTC(相対)取引でのサービス強化を発表している。また、ビットフライヤーとは、GMOペイメントゲートウェイ <3769> が資本・業務提携しているほか、GMOメディア <6180> [東証M]もポイントサイト「ポイントタウン」でビットコインとの交換サービスを行っている。

 ビットコイン取引所「Zaif」の運営やプライベート・ブロックチェーン「mijin」を手掛けるテックビューロに対しては、インフォテリア <3853> [東証M]、オウケイウェイヴ <3808> [名証C]、SJI <2315> [JQ]などが出資を行っている。マネーパートナーズグループ <8732> はテックビューロに加え、米国大手ビットコイン取引所「Kraken」と業務提携を検討することで基本合意している。

 さらに、ブロックチェーンに関連しては、さくらインターネット <3778> やロックオン <3690> [東証M]、フィスコ <3807> [JQG]、ガイアックス <3775> [名証C]、エスクロー・エージェント・ジャパン <6093> 、ULSグループ <3798> [JQ]、アイリッジ <3917> [東証M]、スマートバリュー <9417> [JQ]、AMBITION <3300> [東証M]、ディア・ライフ <3245> などが注目される。

株探ニュース

最終更新:1月14日(土)13時17分

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