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〔米株式〕NYダウ、反発=原油高で(11日)☆差替

1月12日(木)6時50分配信 時事通信

 【ニューヨーク時事】11日のニューヨーク株式相場は、原油価格の上昇を背景に反発した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比98.75ドル高の1万9954.28ドルで終了した。ハイテク株中心のナスダック総合指数は同11.83ポイント高の5563.65と5営業日連続で史上最高値を更新した。
 ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比3819万株減の8億9188万株。
 トランプ次期米大統領の選挙後初となる記者会見での発言を受け、米株式市場は乱高下する不安定な動きが続いた。昨年11月の大統領選後、同氏が掲げた巨額インフラ投資や大型減税、規制緩和への期待感からダウは急伸。会見で公約の具体的内容を見極めたいと市場の注目が集まった。
 トランプ氏は会見冒頭、米自動車大手フォード・モーターによるメキシコへの工場移転計画の撤回などをアピール。「過去最大の雇用を創出する」と強調するとダウは一時110ドル超上昇。その後、同氏が高騰する薬価の引き下げを要求すると、ファイザーなど製薬株が売られ、ダウはマイナス圏に沈んだ。
 会見ではメキシコ国境への壁建設など従来からの過激な主張を繰り返す一方、インフラ投資や減税への言及はなかった。外国為替市場では、会見で景気刺激策の具体的内容が示されなかったことからドル安が進行。これを受け、ドル建てで取引される原油先物は割安感から上昇した。株式市場では、エクソンモービルなどエネルギー株に買いが入り、ダウはプラス圏に再び浮上して取引を終えた。
 トランプ氏会見については「経済政策が具体的に示されず、失望する内容だった。ただ、トランプ氏の政策にかかわらず、米景気の基調は強いため、株を売る理由もない」(大手証券)と指摘されていた。
 個別銘柄(暫定値)では、エクソンが1.0%高、シェブロンが0.8%高、フリーポート・マクモランが2.1%高。フェイスブックが1.4%高、アップルが0.5%高。一方、ファイザーが1.8%安、ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)が1.2%安。フォードが1.4%安だった。(了)

最終更新:1月12日(木)9時27分

時事通信

 

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