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米国株式市場見通し:概ね良好な企業決算、今後はアマゾンやクアルコムに注目

1月28日(土)14時05分配信 フィスコ

30日にEU首脳会談が予定されており、財政協定に関する協議が行われるが、これまでにギリシャの債務削減交渉が合意に達するかどうかが注目される。イタリアの国債利回りが大きく低下するなど、欧州信用危機への警戒感自体は徐々に後退しているものの、ギリシャ救済を巡る動きは依然として流動的だ。

米国内では引き続き10-12月期決算が多数予定されている。企業決算は総じて概ね良好な内容となっているものの、やや慎重な業績見通しを示す例が多い。今後はエクソン・モービル(31日)、ファイザー(31日)、アマゾン(31日)、クアルコム(1日)などの決算が注目だろう。アマゾンは年末商戦の売上は好調だったが、タブレット端末のキンドルや、動画ストリーミングサービスへの投資などで利益率が低下していないかどうかが焦点となる。

クアルコムは、同社の半導体が採用されているアップルの決算が好調だったこともあり、期待が高まっている。なお、ソーシャル・ネットワーキング・サイトのフェィスブックは早ければ1日にも株式上場に必要な書類を提出すると報じられており、時価総額は750~1000億ドル規模に達すると予想されている。株式上場は、今年の5-6月頃になると見込まれている。

今後は月初となることから多数の経済指標の発表も予定されている。11月住宅価格指数(31日)、1月シカゴ購買部協会指数(31日)、1月ADP雇用報告(1日)、1月ISM製造業指数(2日)、1月雇用統計(3日)などが注目だ。

雇用統計では、非農業部門雇用者数は15万人増、失業率は8.5%が予想されている。先日発表された新築住宅販売件数が予想を下回ったことから、一部に改善の兆しが指摘されていた住宅市場の見通しにやや慎重な見方が増えている。また住宅関連以外でもGDP速報値など経済指標が下ぶれするケースが相次いでおり、一時的な現象かどうかを見極める良い機会となるだろう。


《YT》
株式会社フィスコ

最終更新:1月28日(土)14時24分

フィスコ

 

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