日経平均小幅続伸、SQ前で手控え
11月12日(木)12時00分配信 ロイター
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ただ、SQ(特別清算指数)算出前でポジション調整にとどまっているほか、手掛かりが薄いことや円高基調、政策に対する不透明感などが引き続き上値を抑えており、心理的節目の日経平均1万円を目前として足踏みが続いている。前場は高安38円余りの値動きにとどまった。
前場の東証1部騰落数は値上がり385銘柄に対して値下がり1115銘柄、変わらずが155銘柄だった。東証1部の売買代金は前日5530億円から5305億円に縮小した。
前日の米株式相場は、ダウ工業株30種とS&P総合500種が13カ月ぶり高値を付けるなど、3市場が堅調な値動きを示した。高級住宅建設のトール・ブラザーズ<TOL.N>の良好な業績見通しや中国の経済指標が世界経済の回復を裏付ける形となったほか、米連邦準備理事会(FRB)当局者が、当分の間、低金利が続く可能性を示唆したことを受けて地合いが強まったことが背景。
東京市場は小幅高。米株高を受けて輸出関連株を中心に幅広く物色されて始まったが、買い一巡後は伸び悩み、9900円前半で推移した。前場の値動きは高安38円40銭にとどまった。市場関係者によると「物色意欲は感じられるものの、日経平均1万円が意識される感じで動きが鈍い。あすのSQ算出を控え、上値に対して慎重になっているようだ」(準大手証券トレーダー)との声が出ていた。
大手証券の株式トレーダーによると、海外勢が自動車や電機など、前日売られたところを買い戻している動きが出ている。一方で前日買われたところは逆に売りが出ており、「全体としては前日と大きく変わらない状況」という。邦銀系の株式トレーダーは「ほとんどSQ前のポジション調整」と指摘する。
日経平均の予想変動率(インプライド・ボラティリティ)は小幅上昇。日経225オプション11月物のストライク価格9750円、1万円のプット、コールともに30%超に上昇、動意はみられる。ただ、SQのほか大手銀行の決算発表を控えて動きにくく、さらには円高基調の継続、政策に対する不透明感から「上方向へ行くには抵抗が強い」(日興コーディアル証券エクイティ部部長の西広市氏)とみられている。
銘柄別では金先物12月限が最高値を更新、足元で1オンス=1120ドル台に上昇しているのを受け、住友金属鉱山<5713.T>など関連銘柄に買いが入った。また、ファミリーマート<8028.T>は、エーエム・ピーエム・ジャパン(am/pm、東京都港区)の買収に関する報道を受け買われた。
(ロイター日本語ニュース 吉池 威)
日経平均 日経平均先物12月限
前場終値 9915.25 (+43.57) 前場終値 9920 (+40)
寄り付き 9921.45 寄り付き 9930
安値/高値 9905.17─9943.57 安値/高値 9910─9950
出来高(万株) 77835 出来高(単位) 23115
最終更新:11月13日(金)4時07分
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