日本の景気は持ち直しているが自律性乏しい=野田財務副大臣
11月8日(日)8時44分配信 ロイター
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野田副大臣は、会合で日本の景気について「持ち直しているが自律性に乏しい」とし、景気刺激策からの「出口戦略」を実施する段階ではないと説明したことを明らかにした。白川総裁も会合で、極めて緩和的な金融環境の維持を表明した。
野田副大臣は、G20で日本経済について「景気は持ち直しているが、自律性が乏しく、雇用の厳しい状況が続いている」と説明し、「景気の持ち直しが、国内の民間需要増加や雇用の改善につながるか、今後、十分に注視していく必要があると申し上げた」と語った。
その上で、これまで実施してきた景気刺激策からの出口戦略に関して「現状では、出口を実施する段階ではない」とG20で発言したことを明らかにした。
英国のブラウン首相が7日、G20会合で金融取引税の導入を早急に検討すべきと表明したことに対しては「難しい点もいろいろあると思う。論点が沢山あるので、よく検討したい」と語った。
野田副大臣によると、G20では人民元など為替の問題についての議論はなかったという。
白川総裁は緩和的な金融環境を維持し、景気回復を支援していく考えをあらためて表明した。G20では「日本銀行としては、極めて緩和的な金融環境を継続し、日本経済が物価安定の下で、持続的な成長経路に復することをねばり強く支援していく考えであることを話した」と指摘。
さらに、先の金融政策決定会合でコマーシャルペーパー(CP)・社債の買い入れオペを12月末で、企業金融支援特別オペを来年3月末まで延長した上で終了すると決定したことについて、「金融市場の改善度合いに即応して所要の見直しを行ったことを(G20で)説明した」と語った。
最終更新:11月8日(日)8時46分
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