ここから本文です

米国株式市場見通し:個人消費の動向を注視、小売企業の決算に注目が集まる

11月7日(土)13時05分配信 フィスコ

11日(水)はベテランズデーのため債券市場が休場となるが、株式市場は通常取引となる予定。経済指標は13日(金)に10月輸入物価指数や11月ミシガン大学消費者信頼感指数の発表が予定されている。個別企業の決算は峠を越したものの、小売企業決算が数多く予定されている。

大型買収やハイテク企業の好決算が株式相場を押し上げたが、個人消費への警戒感は根強く残るため、小売企業決算への注目度は高い。主要決算では、デパートのメーシーズ(7日)やノードストローム(12日)、 JCペニー(13日)、ディスカウントストアのウォルマート(12日)、コールズ(12日)、 アパレルのアバクロンビー&フィッチ(13日)などが予定されている。11月ミシガン大学消費者信頼感指数とともに、個人消費の動向に注目が集まるだろう。今月下旬のサンクスギビング休暇から年末商戦シーズンが本格化するため、決算内容よりも年末商戦の見通しや、足下の売り上げ動向が焦点となりそうだ。特に小売り最大手でディスカウントストアのウォルマートは小売業界の中でも消費者が価格に敏感になる不況時は有利との見方が多いものの、今年に入ってから株価は50ドルを挟んで横ばいの状況が続いている。リーマンショック以降、財務体質の弱い一部小売企業は急落の後、大きく株価を回復しているが、ウォルマートは上値の重い状況となっている。

10月末にかけた投資信託決算による税金対策の売りや、先週の雇用統計、FOMCなどの大きなイベントが通過したこともあり、目先の材料に乏しい状況となる。先週の雇用統計の内容があらためて見直される可能性もあり、注意が必要だろう。
株式会社フィスコプレイス

最終更新:11月7日(土)16時00分

フィスコ

 

参考になった記事ランキング

参考になった 22
  「参考になった」とは

このカテゴリの前後のニュース