米・雇用統計:失業率は10%超え、労働時間の伸び鈍化で一段と上昇する可能性
11月7日(土)12時02分配信 フィスコ
米10月失業率は10.2%と市場予想9.9%を上回り、1983年4月以来の水準にまで上昇した。一方、米10月非農業部門雇用者数は、前月比-19.0万人。07年12月から始まった米リセッションにおいて、730万人の雇用を喪失した。
非農業部門雇用者数は22ヶ月連続の雇用減少を示したほか、市場予想の-17.5万人を下回ったものの、リーマンブラザーズが破綻した08年9月以来の水準に改善している。8月、9月分は2ヶ月分で9.1万人上方修正されるなど、雇用喪失ペースは75万人の減少を記録した本年初めのペースに比べて改善しつつある。
ただし、今後の失業率を見極める上で注目される米週平均労働時間は33時間と9月と同水準にとどまり、失業率が一段と上昇する可能性を示した。米10月平均時給は市場予想+2.2%こそ上回ったものの、前年比+2.4%と04年以来で最小の伸びにとどまっている。
業種別では、特に改善が予想されていた製造業における雇用が予想外に6.1万人の減少と4.5万人の減少から悪化した。建設業は-6.2万人に9月-6.8万人から改善、金融は-8千人へ-9千人から改善、サービスは-6.1万人に-10.5万人から改善、小売は-3.98万人へ-4.42万人から改善、政府系は横ばいとなった。
エコノミストは2010年GDPが+2.4%に拡大するものの、失業率が2010年の初めに10%超え、2010年平均で9.9%を予想。ほとんどのエコノミストは09年6月で実質的にリセッションが終了したと見ており、雇用回復感の乏しい成長を見込んでいる。失業率は2010年2月にピークをつけると予想(実質上リセッション終了から8ヶ月後)のほか、University of wisconsinのエコノミストは「楽観的な見方が強まる中、GDPは今後数四半期、3%未満での成長にとどまる。雇用者数は2010年の第2四半期まで減少が見込まれ、失業率は通常雇用者数が底をつけてからピークをつけることから、ピークをつけるのが2010年後半」との見通しを示した。このような雇用の低迷は米経済にとって向かい風となり、連銀は政策金利を低金利維持することを余儀無くさせられる。
【経済指標】
米・10月非農業部門雇用者数:前月比-19.0万人(予想-17.5万人、9月-21.9万人←-26.3万人)
米・10月失業率:10.2%(予想9.9%、9月9.8%)
米・10月平均時給:前月比+0.3%(予想+0.1%、9月+0.1%)
非農業部門雇用者数は22ヶ月連続の雇用減少を示したほか、市場予想の-17.5万人を下回ったものの、リーマンブラザーズが破綻した08年9月以来の水準に改善している。8月、9月分は2ヶ月分で9.1万人上方修正されるなど、雇用喪失ペースは75万人の減少を記録した本年初めのペースに比べて改善しつつある。
ただし、今後の失業率を見極める上で注目される米週平均労働時間は33時間と9月と同水準にとどまり、失業率が一段と上昇する可能性を示した。米10月平均時給は市場予想+2.2%こそ上回ったものの、前年比+2.4%と04年以来で最小の伸びにとどまっている。
業種別では、特に改善が予想されていた製造業における雇用が予想外に6.1万人の減少と4.5万人の減少から悪化した。建設業は-6.2万人に9月-6.8万人から改善、金融は-8千人へ-9千人から改善、サービスは-6.1万人に-10.5万人から改善、小売は-3.98万人へ-4.42万人から改善、政府系は横ばいとなった。
エコノミストは2010年GDPが+2.4%に拡大するものの、失業率が2010年の初めに10%超え、2010年平均で9.9%を予想。ほとんどのエコノミストは09年6月で実質的にリセッションが終了したと見ており、雇用回復感の乏しい成長を見込んでいる。失業率は2010年2月にピークをつけると予想(実質上リセッション終了から8ヶ月後)のほか、University of wisconsinのエコノミストは「楽観的な見方が強まる中、GDPは今後数四半期、3%未満での成長にとどまる。雇用者数は2010年の第2四半期まで減少が見込まれ、失業率は通常雇用者数が底をつけてからピークをつけることから、ピークをつけるのが2010年後半」との見通しを示した。このような雇用の低迷は米経済にとって向かい風となり、連銀は政策金利を低金利維持することを余儀無くさせられる。
【経済指標】
米・10月非農業部門雇用者数:前月比-19.0万人(予想-17.5万人、9月-21.9万人←-26.3万人)
米・10月失業率:10.2%(予想9.9%、9月9.8%)
米・10月平均時給:前月比+0.3%(予想+0.1%、9月+0.1%)
株式会社フィスコプレイス
最終更新:11月7日(土)12時36分
このカテゴリの前後のニュース
- 円買い持ち高は増加、一方で米国債入札に絡んだドル堅調推移の可能性も(フィスコ)11月7日(土)12時08分
- 米・卸売在庫:統計開始以来で最長14ヶ月連続の減少、生産の向上に寄与(フィスコ)11月7日(土)11時53分
